大腸がん 脂質の摂り過ぎ、対策、検診について

動物性脂肪を摂り過ぎると、心臓病、大腸がん、乳がんになりやすい

これは悪玉コレステロールが増加すること、そして動脈硬化になるなど血液中で固まりやすく酸化しやすい油が流れるからです。

一方で植物性の脂肪は先の動脈硬化やガン予防になるとして、おおいに摂ることが推奨されています。

でもそうですが乳酸菌でも同じこと。腸に良いとされるヨーグルトと、漬物の関係も動物性と植物性の話は同一です。つまり動物性はからだが殺菌しようとするため、よい乳酸菌が入っても、ほとんど死滅してしまう一方で、漬物は生きたまま善玉菌が腸に届きます。(ヨーグルトはほとんど腸まで生きて届きませんが、オリゴ糖のように腸内細菌のエサになるので無駄にはなりません。本来は食で補うべき、そもそも日々の漬物とみそ汁で十分なのですがねぇ。)

 

大腸がんが多い国

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いろんな角度から大腸がんを纏めてます

大腸がんが多い国は、北米、ヨーロッパ、オーストラリア、アルゼンチンなど伝統的に肉類、動物性脂肪を大量に食べるところです。

先日のニュースでアメリカの大腸がんは、米国で3番目に患者が多いがんで、2015年の新規患者数は13万2000人以上、50歳未満のグループが11.4%増加しました。(日本は女性の死因トップが大腸がんであり世界NO1の数です。)

とにかく繊維質は不要とされてきた欧米でも、現在は見直されています。リンゴを皮のまま食べたら、すぐれた栄養分が摂取できてかつ、腸のお掃除をしてくれます。オリーブオイルも胃で吸収されず、腸まで届き、ぜんどう運動を滑らかにしてくれます。何よりも、忌み嫌っていた(不浄とされてきた)ウンチを医療に役立たせる研究がようやくスタートしたぐらいですから、西洋医療もまだまだなんですね。

便秘になりやすいとされる60代、70代にも、幼い子供にも、エキストラバージンオリーブオイルは有効だというから天然のジュースはさすがです。

週刊文春などでもスクープされた大手の偽物群はトランス脂肪酸などの混ぜものや、病害虫や酸化したものがあるので、かえって悪くなりますから注意が必要です。本物を知っていれば香りで解ります。

 

大腸がんの疑いがある方へ

だいたい15-20年でガンは発症します。日本では40歳になったら大腸がん検診を受けるべきというから、親元から離れて、社会人として荒れた生活をはじめるから?なのでしょうか。受診率は30%程度と少なく、大腸がん増加を止める手段がないと、医師は嘆いています。

 

一次検査

最先端かつ20万人の患者に向かった医師のアドバイスです。

便潜血検査–>精密検査(大腸内視鏡検査、注腸造景検査)

切除不要な場合–>腹腔鏡手術

大腸内視鏡検査は早い人なら5分程度(検査経験1000件以上の医師なら安全)、診断と治療が一度に出来るためベストとされます。切除不要の場合は、患者の体への負担や傷痕が小さい腹腔鏡手術が勧められています。

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大腸がんにまつわる、図書や文献の要素を集めていけば、自ずと業界が解ってきます。

※現在は直腸がん手術の約90%が肛門温存されています。(人工肛門を容易く受け入れる人がいますが、痛み、ムレ、臭い、メンテナンスなど後々のことを、真剣に考慮して医師を手術を決めるべきです。

バリウムを注入してのレントゲン撮影や、カプセル内視鏡CTスキャンMRTPET3D-CTによる手段では、平坦型・陥凹型がんを発見できないため、意味がありません。

ポリープから大腸がんは発生しません。腫瘍性ポリープを腺種(せんしゅ)と呼ぶが、ほとんど悪さをせず、新しい細胞づくりの過程ではがれ落ちていく。

※ただしポリープが多い人に、平坦型・陥凹型がんが多い。腺種性ポリープは大きさががん細胞が1cmを超えるとがん細胞が併存する可能性が高くなり、2cmを超えると8割がガン化する。

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