1 一般的な癌の要因 その1

がんの根本的な原因は遺伝子の変異

人間の体は60兆個の細胞の集まり。すべての細胞に「核」と「膜」があり、核の中に「がん遺伝子」があります。この遺伝子のDNAが何らかの理由で異常をきたし、がんになるような刺激が加わると細胞の性質が変化し、がんの状態に変化するのです。

つまり発がん物質が、一部の細胞遺伝子を傷つけると、その遺伝子の配列が狂ってしまう。

がんは1日3,000か所も発生しており、その大半は細胞自身が持つ自然治癒力で修復されるか、何らかの原因でこの傷が修復されず、蓄積されることがある。これが繰り返されながら、大腸がん発生には10-20年の時間を要する。

 

癌がひどくなる前に

先述の通り、体の中では、数十年という長期にわたる「闘い」が体内で繰り広げられているのです。だから余計、日々の食や、仕事、日常生活といった生活習慣が重要であることは理解できます。

癌細胞をやっつけるナチュラルキラー細胞という免疫細胞が有名ですが、腸からのお便りをチェックし、こういった善玉の戦士を送り込み続ける!そして、傷を深めない!ことが病にならない秘訣なのです。