本サイトの目的(最初にお読みください)

  • 増え続ける大腸がんを減らして日本人の健康寿命を延ばしたい
  • 高齢化で急加速する医療費を抑制し、国民の負担を減らしたい

そのために免疫の7割をつくるとされる腸の大切さと、昔から日本人の腸を守っていた発酵物のすばらしさ発信&共有していければと思います。

忙しい人はこの項の大見出しだけ読んで頂ければと思います。そして時間があるときに細部をじっくりご覧ください。きっと目からうろこですよ。

 

<便秘&身体に良い食べ物とは>

序論 即 結論です。ご存知の通り、善玉菌である乳酸菌です。乳酸菌には動物性植物性があります。乳を原料とするヨーグルトを毎日食されている方も多い一方で、動物性の乳酸菌なので、人間の防衛本能である胃酸でやられてしまいます。まぁ死んでも善玉菌のエサになりますので無駄になりませんが。

そして万能なのが植物性乳酸菌です。乳酸菌でも特に生命力が強く酸やアルカリ、温度変化に強いため、胃や腸で死滅せずほとんど生きたまま腸まで届く効率の良い食べ物です。考えたら当たり前ですね。動物と植物、どちらが体の防御本能が働くか。目の前のタンポポに闘争本能を剥き出す人はいないでしょうから。

 

植物性乳酸菌の代表・・・ キムチ、納豆、味噌・・・

みなさまおなじみの発酵食品です。昔は自宅で祖母や母が、そして善玉菌が、みんなの健康を守ってくれていたのですね。お金よりも作るのに時間がかかります。本物の発酵物なら毎日の食事では1日、1-2キレの漬物と一杯の味噌汁があれば必要量もOKといいます。

 

良質なオリーブオイル

本物のオリーブオイルは、他の油と異なり、胃で吸収されず、腸まで届きます。そして酸化しにくいため、血管の中で固まるようなことはありません。

とっくの昔から、子供が飲める安全な便秘薬として世界で重宝されているのです。一方で利益重視の企業がトランス脂肪酸を混ぜてかさを増やすなど 黒いうわさもあります。

 

いろんな勘違い

(1) がんに関する勘違い

がんは健康な人であっても1日約3,000か所も発生しており、その大半は細胞自身が持つ自然治癒力で修復されますが、何らかの原因でこの傷が修復されず、蓄積されることがあります。この繰り返しが大腸がんの要因とされますが、発生には10-20年の歳月がかかるのです。

ポリープ」と聞くと大抵の人は驚きますが、本当は自然に剥がれ落ちるもので 何もする必要はありません。そうなんです。ポリープから大腸がんは発生しません。それよりもポリープが多い人には、進行の早い癌(陥凹型、平坦型がん)が多く、その癌細胞が大きくなるとその一部が血管やリンパ腺の中に入って肝臓やリンパ節、肺などに転移することが怖いのです。

そういう理由もあって、安易な検査で見つかったポリープを切除して安心、何もなかったから安心 ということではないのです。お医者さんは成功率と報酬が増えるのでありがたいでしょうが。

 

(2) 腸内細菌の役割が見直されてきた

  • 腸は第二の脳と言われ、脳の指示をまたずとも、独自の自律神経で稼働します。脳は睡眠できても腸は残業して貴方の夜食を消化吸収する必要があるのです。また食中毒の緊急事態では、脳の指令をまっていたら母体が危ない。だから腸が判断を下して、上げ下げするのです。
  •  消化器官は一本の管です。口、胃、十二指腸、大腸と、口からの栄養素を消化、吸収、排泄する機能のうち、食べ物の最終処理場である大腸が障害をきたしているとどうなるでしょうか?また腸が体の免疫細胞の7割の製造も担っているとしたら・・・・

医療の中では、腸はあまり注目されていなかったことも事実。たとえば今も糖尿病の治療では、ほとんどの場合、便秘の副作用がありますが、まったく無視されています。いよいよとなると下剤が出ますが、便意から数秒で強制排泄され、未発酵のため悪臭がひどく外出は出来なくなるでしょう。

しかし先のNHK番組のように腸内フローラ(腸内細菌)と、われわれ人間との共存共栄だと考えると、すべて根幹から変わってきます。

 

便秘が大腸がんに繋がる可能性

夏は冷たいものをがぶ飲みがちですが、あなたが内臓や腸内細菌の立場だったら、急に冷や水を浴びせられたら動きが鈍りませんか?また、アルコールを飲んだら酔います。これが夏場に食欲がなくなったり、体調不良を起こす要因なのです。

口当たりや見た目を良くし、長期保存するための添加物やトランス脂肪酸の油が子供のお菓子にも大量に含まれており、これらが健康を害することが、最近特に指摘されています。これは最終処理場である大腸にも影響があります。(トランス脂肪酸は全米で禁止されましたが、日本は問題なし&大丈夫だそうです。)

 

国民ひとりあたり 年間30万円以上

兎にも角にも、食の欧米化、添加物の増加、運動不足などの結果が、国民医療費40兆超え、毎年1兆以上増加する事態につながっています。これは税収の約75%を占めます。国民ひとりあたりの平均負担額 30万円が増え続けています。

この数字は、創業80年近くでようやくトヨタ自動車の利益が大台の2兆円を超えたことを考えると、医療費を皆で節約したら増加分2年でトヨタができてしまいます。東京オリンピック効果が20兆ともいわれますが、半分が飛ぶ計算です。

 

発酵を極めた繊維質たっぷりのフルーツ漬物

実は20年も前から、腸に注目し発酵物を作り続けていた資材メーカーと出会ったのです。美味しいと手放しでいえる味ではありませんが、風邪をひきやすく、体調不調も多かった私が、翌日から快便で、いつの間にやら体調も万全、5年前から患った花粉症さえもその年からぱったり治りました。

発酵物の正体は、健康食品ではなく、単なるお漬け物です。しかし繊維質たっぷりのフルーツを高度な技術で発酵させていますので、無添加で何か月も冷蔵庫で保ち、動物にも人間にも害がありません。もちろん依存もなく、何か月も成果を待ち続ける必要がありません。

とにかくひどい便秘には、高度に発酵させた 我々の発酵物をお試しください。20年の便秘症で悩んでいた人が2日後に解消された例もあります。伝統ある胃腸病院や、小児科でも販売され、6歳から 80歳の人間と、鶏、豚、牛、馬、犬、猫などの動物が食べられる驚きのフルーツ漬物があります。クスリでないので依存性はなく、2日で無反応なら返品OKです。

 

漬け物のすばらしさ

むかし、何はなくても香のもの、茶うけの梅干し、徳川家康が大阪城攻めで奈良漬のおばあさんを横に置いていた、かつて弁当のトップのおかずは梅干だった、といったように、昔の日本人は食べ物で、特に発酵物で腸を元気にしていたのです。

お菓子も変わってしまいました。乾きものの代表であるおせんべい(昔ながらの製法)は一袋でも脂質が1gを切っています。また懐かしいポン菓子も同様、ほとんど油はありません。あらためてお菓子の脂質欄をチェックしてみると、一袋で30gを超えるものも珍しくありません。

小豆島エキストラバージンオリーブオイルを扱っていますが、ひと瓶100gで6千円前後しますから、お菓子の値段と脂量に驚きです。お菓子を減らすと痩せるのは当然だったのですね。悪い油は酸化しやすく、血管の中で固まっていろんな病気をおこしますから注意が必要です。

 

男性も数年内にはトップが確実視される死亡要因 大腸がん。日本人の腸を守るべく、腸の大切さと、昔ながらの発酵物のすばらしさを共有していければと思います。一方で世界で最高峰と呼ばれる日本の消化器官医療の最前線を調査し、言及したつもりです。

長期間にまたがり、慎重かつ公平な調査をして纏めたつもりですが、記述の誤りや、さらに良い方法などございましたら、遠慮なくご指摘頂けましたら幸いです。

 

では、誰も教えなかった腸の不思議ワールドへ~