砂糖の取りすぎはなぜ体を冷やすのか

脳の活動や疲労回復に

我々が生きるにはエネルギーが必要です。その源は糖質(ブドウ糖)、脂質(脂肪酸)、たんぱく質(アミノ酸)です。

この糖質は脳の活動や、疲労回復に繋がり、しっかり摂取しなければなりません。しかし過剰摂取は血糖値を急上昇させ、間もなくその急降下を起こすため、冷えに繋がります。

 

食べすぎた砂糖はどうなるでしょうか

https---www.pakutaso.com-assets_c-2015-05-MMK_settingsaretacake-thumb-autox1000-13729先の通り、糖を過剰に摂取をすると、体に冷えがやってきます。これはあらゆる問題を引き起こします。

たとえば、風邪をひいて熱がでるのは、熱を出していっきに病原菌を死滅させようとする正常な生理現象です。体温が低いと病気にかかり易いだけでなく、子供が生まれないといった作用もあるようです。

不妊症治療をしている人が、菓子パンをやめ、ご飯と味噌汁、漬物に変えたら数か月で体温が上がり、すぐに赤ちゃんが生まれたという話は、こういう理由です。

また、胃腸のぜんどう運動が悪くなるため、便秘に繋がります。

 

なぜ体を冷やす?

難しい化学式はさておき、解りやすい話を聞いたので紹介します。

体を冷やす食べ物は、夏に採れるものや、暑い地域で取れるものです。

沖縄で取れるサトウキビにはじまり、みかん、バナナ、キュウリ、トマト、なす、スイカ、パイナップルなど。そして、体を温める食べ物は、その逆になります。玉ねぎ、生姜、ニンジン、ゴボウ、りんご、さくらんぼ、ぶどうなど。

暑い国の人体を冷やす必要がありますし、寒い国はその逆ですね。だから地産地消が叫ばれるのです。フードマイレージ(移動させる無駄)も言われていますが、それ以上にその地で生まれたら、その地で育つものが体に一番合うように、天は恵みをくれるのです。

たまには珍しいものを食べてもいいですが、食べ過ぎは体によくないことは納得できるのではと思います。ちなみに、体を温めて悪くなることはありません

 

ビタミンB類が不足する

実は糖質の消化(糖質をエネルギーに変える)にはビタミンB類が不可欠。つまり糖質の過剰摂取はビタミンB類の大量消費を強いることになります。ちなみに、ビタミンB類の一部は、次のものです。

摂取されたビタミンB群は、小腸から吸収されて体内を巡り、体内すべての細胞にエネルギーを供給するために働きます。

  • ビタミンB1・・・玄米、麦芽米、、なっとう、豚肉(もも赤肉、ばら肉、ロース肉)
  • ビタミンB2・・レバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品、葉菜類

 

砂糖の悪影響

特に砂糖の悪影響はいろいろ言われており、血液を酸化(汚す)させ、赤血球や細胞を崩壊。イライラし、きれやすくなり、不眠やうつ病などに繋がるとされています。

かつて大勢を襲った難病「脚気」は、1910年 鈴木梅太郎が、糠(ぬか)が大活躍。とにかくビタミンB1が欠乏したため起こった病気でした。

食事はバランスよくを心がけるとともに、本来、体に必要なものは、身近で安い食べ物が多いです。ケーキバイキングや、油身の多いステーキや揚げ物、食べ物の原型を変えるほど食材をいじって、濃いソースで頂く西洋レストランでは取得できませんね。経営的には砂糖を入れると腐敗を遅め、かつ安いため、たくさん入れているようですが。

とにかく、ケーキや、チョコレートなどで甘味を採るのではなく、サツマイモやカボチャなど、自然界の甘みを感じられる食事をするのがいいのです。むかしは私もフレーク系のチョコを毎日一袋食べてましたが、砂糖を減らしてからは、いつの間にか、欲っさなくなるから、たばこ時代同様、脳に操られていたようで不思議です。

ちなみにフルーツ村の発酵美人はビタミンB類をつくり、糖を分解してくれます。だから発酵物は、自然な形で体に溶け込むメリットがあるのです。

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