4.マツコデラックスさんが太る要因

マツコデラックスさんの食生活を比較対象にした構成になっていましたが、多少集約しています。

雑誌「Tarzan 太らない食べ方。」からの引用(多少抜粋)

  • 太る原因の一つはインスリンの大量分泌。食後2,30分後、血糖値が上昇し始める。これより短い時間で食事をすると、満腹感が得られず、必要以上に食べ続けてしまう。これによりインスリンが一気に分泌され、エネルギーとして使い切れない糖質が脂肪としてどんどん蓄えられる。
  • 牛丼3分はヤバい。最低20分、30分はかけたい
  • 太る原因は睡眠不足。これがインスリンの効き目を低下させ、結果、だぶついたブドウ糖が肥満につながる。
  • 基礎代謝は、15-17才(2,600kcal/kg)を境に落ちている。18-29才(2,300kcal/kg)。50-69才(2,200kcal/kg)。10代とくらべ、50代は牛丼1杯分300kcal/kg。
  • 昼使ったエネルギーを補填するのが夜。エネルギーは夜に作り出す。つまり21時を越えた食事は、消費どころか貯めるため、脂肪増に繋がるピークは午前2時。この時間の飲食は絶対避けなければならない。朝、昼は多少食べ過ぎても消費モードなので大丈夫。朝をたっぷり。次いで昼夜と続く。夜は粗食。満腹感のため糖質は抜かず、低脂肪を心がける。
  • 太らないために寝る2時間からは、ものを食べない。
    これは、血糖値が、食後2時間で平常レベルに戻るとされているから。
    起きて活動している限りは、消費モードでいられる。
  •  牛丼を3分で食べるのは実に覚えがあります。なるほど、だから早食いは満腹感が得られず、食べ続けてしまう。30分後に満腹になると。さらにインスリンをだぶつかせるというのは知りませんでした。また、基礎代謝が落ちている中で、午前2時の食事はないとしても21時の夜ご飯は結構やってしまいがちなので、要注意だということですね。
    朝しっかりというのは、別の本では否定されているのでなんとも判断つきません。個人的にはバナナ+水だけにしてからかなり痩せました。経済の活性化で見ると朝食は食べたほうがいいでしょうし、夜のたっぷりより良さそうですので、代謝力が活発な若者はぜひ食べましょう。 

    太る原理が人柱マツコさんのおかげでわかったような気がします。
    食べ物の入り口と、ひとつの出口(太る)がわかったところで、なぜ大腸がんが女性に多いのかに迫ってみましょう。

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