もちろんトイレの話です。
いつの間にやら「和式」を探すのも難しくなった現代。
若い学生は、既に和式の経験がなく、どんなにトイレに行きたくても和式が空いてても我慢して洋式を待つ残念な人を見ることがあります。
しかしあらためて和式が良い理由が3点あります。
1.便の色、量が見えるか?
腸内細菌があらゆる健康を左右するという世界共通認識が深まる今、医療や科学、健康業界、役所を巻き込んだ次世代治療の大転換期が訪れようとしています。
そのためにも、日々のあなたの健康状態を、あなたも医者も知る必要がありますが、医者の多忙含め、多くの点で現実的ではありません。
幸いなことに解決法が見つかりました。
腸の権威によると、腸からのお便りを見ること、つまり排泄物の色や形、臭い、量をチェックすることが、健康状態を見る簡単で確実な方法だと言います。(毎日出ない人はそれはそれで問題。例の漬物で2倍近く出るかも。)
しかし和式は排泄物がほとんど目の前にさらけ出され残りますが、少なくても洋式は沈み込んで、色ぐらいで量も臭いも解らないため、問題が大きいものと思われます。
近い将来は、手や肌につけたセンサーなど、スマートフォンのようなものを介して、かかりつけの医者などに脈拍や体温などの情報が行くのかもしれませんが、便までとなると、まだまだ先の話ですね。
いずれにせよ、写真を送らせるしかないはずで、洋式では水没して解らない。長い目で見たら日本のランドセルや寿司やラーメンのごとく、日本の和式が世界の常識に再浮上する可能性も秘めています。日本の便器メーカーさん、チャンスですよ。
2.本当に清潔か?
便座の汚れや、ノズルでお尻にお湯をあてて洗浄するウォシュレットタイプのものが一般的ですが、あれは本当に清潔でしょうか?
公衆便所の場合は、定期的に清掃されているとしても、運悪く人の排泄物などの汚れがノズル周辺に残っているシーンもあるはずです。ご承知の通り、菌は適度な温度と水分が豊富なところで増殖します。
もっとも、健康な人の便を生理食塩水で溶かして腸から入れたら、「数日で不治の病が治る」という現代医療の最先端症例?をみると、それはそれでOK。人の跳ね返りで適度な温度で育った菌がノズルから発射されることは 案外いいのかもしれませんが・・・あっでも悪い人なら・もらい・・(苦笑)
あらためて和式は水を流すとき以外、他人が触れた部分に触れませんね。
3.出せる力?
力を下半身にこめるには、かがむ方が理にかなっているそうです。
本を読めるぐらい快適な洋式では、やはり力は半減します。
足腰が弱い方には救世主ですが、健康な人には足を鍛えられません=血流が流れません。日々運動していない人こそ足に血が流れる和式がいいのだと思います。(血をさらさらにする薬は、歯周病対策が出来ない)
トイレシステムは簡単に変更できません。洋式で力を入れるには、両腕を上に上げるといいと聞いたことがありますが真偽のほどはいかに?
和式は不潔?
和式は不潔だと勘違いする人がいますが、本来、人間から出るもので不潔なものはありません。そして、みんなが良い便を出せば発酵臭の香ばしいもので、農作物にも転用でき、さっと流れます。結局、肉食や悪い油、砂糖、麺類のとりすぎで悪玉菌が増加し、おかしくなった食事が悪臭の元です。
本気で医療費を抑えるためにも、トイレ個室に腸内フローラ(善玉)化する食品イラストを飾った方が、健康寿命アップするのではと思います。
冒頭、和式は空いているのに洋式を待つ人を残念と書いた理由。我慢はカラダに負担。極度になると便意はだんだん薄れていきます。便意が感じられないカラダになる!これが一番危ないことなのです。便(ゼン)は急げ!ですね。(笑)
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