1.1 病院で主治医に確認すべきこと
① 治療の目的
② 期待できる治療効果と期間
③ 抗癌剤の種類と副作用
④ 他の治療法の有無
⑤ 治療費(保険適用の有無)
ーー> 納得いかなかったらセカンドオピニオン
1.2 がん手術について(お医者さん)
(1) 主な3つの目的
① 癌の治療を目的にした手術。
取り残しがないように、かつ患者の体を傷つけないため最小限を切り取る
② 癌は治癒しないが必要な手術。
現在の苦痛や近い将来予想される苦痛を取り除くために必要な手術
③ 再発までの時間を延ばすための手術。
ただし成長の遅い癌であることが大前提
(2) 放射線治療の主な4つのタイプ
① 喉頭がんや食道がんなど手術では生活の質が著しく低下すると予想される場合
② 手術が出来ない場合、ガンを小さくして元気でいる時間を延ばすことが目的の場合
③ 手術後、がんの主病巣周辺に目に見えない癌が残っているかもしれない時に行う場合
④ 手術前に放射線を当て、がんを小さくしておいてから切除する場合
(3) 抗癌剤治療の優れた3つの特徴
① 広範囲に広がった癌をターゲットにする
② 目に見えない小さな癌にも作用する
③ 抗癌剤が効く限り、治療を続けることができる
(4) その他の治療法
① 温熱療法
癌細胞が43度で死滅する性質を利用。上記治療と併用されるのが一般的
② 免疫療法
まだ実用的でない
(5) 抗癌剤治療の目的
· 癌の治療
· 癌の成長を食い止め、元気な日を一日でも長くつくること
※ 副作用
吐き気、食欲不振、体重減対策
その他、痛み対策、腹水コントロール、胸水コントロール