1.1 リンパ管の役割
体内の老廃物を回収し、血液からしみ出した白血球、タンパク質などの物質を回収して心臓に戻すなどの働き
全身に600-800あるといわれるリンパ節
体内に侵入してきた細菌、ウィルスなどの病原体を攻撃し、
排除する機能を持ったリンパ球などの免疫細胞が待ち構えている。
ーー> 異物が血管内に入り込んで全身に循環させないための「関所」
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1.2 血管作動性腸管ペプチド(VIP)は血管を広げる作用がある。
ーー>心筋梗塞や心不全などが改善
ーー>腸管の蠕動運動(ぜんどううんどう)を起こすセロトニンの分泌を誘導し、
水や栄養の吸収が高まる
1.3 潰瘍性(かいようせい)大腸炎
大腸の粘膜にびらん性のかいようが出来る炎症性疾患。
下血を伴う下痢と腹痛が特徴。※下血はない場合あり
男20-24歳、女25-29歳 国の難病指定
患者数11万3000人(2009年)
※毎年8000人増
ーー>
<原因不明>
・なんらかの遺伝的因子の関与
・腸内細菌の関与
・自己免疫反応の異常
清潔な生活環境?
塩素消毒水道水の普及、腸管感染症の減少、歯磨き粉のシリカ粒子
脂肪や糖分の多い加工食品の摂取
ーー> 内視鏡検査で定期的に! 感染症陽炎と診断されやすい
・便の状態
便秘と下痢を繰り返す場合
直腸がんのリスクが男性2.5倍、女性11.3倍
下痢傾向の人は要注意
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便秘は大腸がんの発症には無関係???
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多目的コホート研究 1993ー9年間
40-69歳 男女8万人調査
毎日1、2回以上、2,3回
大腸がんの発症には差がない
ーー>関係ありそうだが、決定的な証拠がない
秋田県角館スタディーで調査中
1.4 黄疸(おうだん)の原因
・肝臓内の癌が大きくなって肝不全になりかけている
・胆汁の通り道である肝内胆管がガンに圧迫されて狭窄(きょうさく)している