高脂肪、高エネルギーの肉食中心の食事 があります。大腸がんが多い国、地域は、北米、ヨーロッパ諸国、オーストラリア、アルゼンチンなどで伝統的に肉類、動物性脂肪を大量に食べる国です。
——>残念なことに、そんな中でも日本の女性は世界一だといいます。もちろん大腸がん発症率のこと。ちなみに2012年のデータだですが、一番多いのは青森県、その次に秋田、新潟、岩手と続きます。なぜでしょうか。
理由の第一は、運動不足。過剰飲酒があげられるようです。どこに行くのも車。そして寒いから外出せず、酒で温まることも多いからと考えると、納得できます。
抗生物質の影響が懸念されるのは、貯蔵や加工によって生じる「ニトロソ化合物」「ヘテロサイクリックアミン」「多環芳香族炭化水素」などの発がん物質や、肉や脂肪による腸内細菌の変化などがリスクを高めるからです。(ジャングルでの肉食動物は病気にならないか という話しがあります。彼らは倒したばかりの新鮮な肉であり、相手の身体全部を食べることで、分解する酵素までも取込むから、病気の影響はないとされます。)
国立がん研究センター 研究班の統計データでは、ハム、サラミ、ベーコンなど貯蔵肉と大腸がんの関連はほぼ確実といいます。
男性でハム、ソーセージ含めた肉類全体摂取量が1日約140gのグループは、20gのグループの約1.4倍。女性は1日100g食べるグループが15g食べるグループの約1.5倍となった。45-74歳の男女8万人を10年以上追跡調査したものだから信頼性が高いとされています。