9(1)漬け物

薬や西洋医学が発達していなかった頃は みんな どうしていたのでしょうか。

 

実は、とても身近な食品に答えがありました。みなさん解りますか???? そうなんです。日本には要所要所で体のピンチを救ってくれた伝統的な食べ物があったのです。

そう、それは 「漬け物!!
なんと漬け物は縄文時代には作られており、最古の食品だったようです。

 

こんな記事を見つけました。

「何とあなくとも香の物」
漬け物は日本人の食卓に書かせない小さな名品、味の芸術。神代(かみよ)の昔から食され、長い間、生活の知恵、土地の気候風土を反映として多種多様なものになった。我が家自慢の漬け物を出し、母から子に、姑から嫁にその秘伝が伝えられた。味噌も同様である。豆腐、塩鮭、放し飼いの鶏の卵が重要なタンパク源であった。
酢漬けや梅漬けの強い酸は、エネルギー代謝をスムーズにし、胃腸内の酸度を保ち、整腸作用、食中毒の予防、有用や腸内微生物の繁殖を促進すると言われる。
酵母類の耐熱は50-55度、特殊なもので70度、乳酸菌75度。このため、80度以上ですべてを殺菌できる。

 

腐敗と発酵

微生物によって起こるが、前者は結果が望ましくなく、後者は望ましい時。アルコール、お酢。バイオテクノロジーの元祖。 日本人は昭和30年台くらいまでは1日20g以上の食物繊維を取っていたが10g以下となった。(国立ガンセンターによると20gは必要とされている)

本来、日本人の食歴は菜食、魚類であり、畜肉類の摂取は少なかった。肉はイノシシなど野生動物の肉、魚や貝類などの肉などで動物性タンパク質をとっていた。さらに大豆の植物性タンパク質を加え、体の老化を防いでいた。

タンパク質、脂肪不足はあったものの、豆腐、塩鮭、卵などがきちんとそれを補っていたのです。もちろん食物繊維も豊富にあったので、快便だったに違いありません。

昔の日本では良い野菜をつくるために、他人のトイレに忍び込み、天然の良質な肥料(笑)を今か今かと、待ち構える盗便犯?がかなりの数、いたらしいのです。

 

 

話を戻して、冷蔵庫がなかった頃、食品をどうして保管していたかを見ていきましょう。

 

<--8.解決策とされるのは? 9(2)冷蔵庫がなかったころ、肉や野菜などの貯蔵はどうしていたのでしょうか-->

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