34 内視鏡の進化で癌発見が容易に!

(1) 機械の進化

· 倍率100倍の拡大内視鏡 (40倍進化、450倍も研究)
· 内視鏡先端部には臓器内部の演繹や血液で先端レンズが汚れたときに水や空気を噴出して洗い流すノズルや対物レンズを通じ画像をとらえる超小型高性能カメラが埋め込まれている
· ポリープ切除治療なら日帰りできる
· もっと正確にやるために拡大内視鏡が必要だった
· 5mm以下の小さなものは高周波電流を流して焼き切る
· それ以上はポリープの茎に金属の輪をかけて陥凹型がんや、平坦型がんの場合は、粘膜下に生理食塩水を注入し盛り上げてから切除。
· さらに進化した治療では、何種類かの内視鏡ナイフを駆使してがんとその周辺部を切除する
· 手術でないと取れないといわれた患者の約1/3が比較的簡単に内視鏡だけで治療が完了する
· 世界でもこれぐらい医師の技量の差がある
· 拡大内視鏡のオリンパスシェア20%がズームレンズ化で国内60%に。 世界ではこのレベルに達していない
· ポリープのほとんどは癌に進行しない

(2) 陥凹型がん

· ポリープの形を取らず、正常粘膜がガン化する。
· 最初からガンなので、デノボがん と呼ばれる
· 1例/200例なので、世界中が見逃していた。しかし転移する可能性が非常に高い。
· 育成スピードはあっとういう間。通常がんの線種内ガンが自動車なら、ロケット以上。
· 便に血が混じらないため 見逃す可能性が高い(異常なしに)