(1) 基本的な考え方
· いずれのデータでも、肉中心の食事は大腸がんの発症に関係している
· 便秘になれば腸内環境が悪化し、便の中に含まれる発がん物質が腸壁と接する時間が長くなり、がんの便因になると推測されている
· 肥満は癌のリスクとして重視されている
· 2006年発表 「多目的コホート研究」(厚生労働省 研究班)
9万人を10年、さらに5年後8万人の追跡調査。食物繊維の摂取量によって大腸がんのリスクを5グループに分けて検証
ーー>食物繊維は大腸がん予防には役立たないという説が主流に
ーー>細く解説では食物繊維を摂り過ぎても効果はなく、
極端に摂り過ぎないと大腸がんリスクは高まる
(2) 納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」という酵素>
これには抗がん作用のほか、腸内の善玉菌を抑える効用もある。食物繊維も豊富。抗酸化物質を過剰摂取すると正常な細胞を攻撃することもあり、遺伝子を傷つけ、がんの原因にも。
(3) 脂質の摂り過ぎに注意!!
· 動物性脂肪(肉の脂身、バターなど)
食べ過ぎると体内の悪玉コレステロールが増え心臓病、大腸がん、乳がんになりやすい
· 植物性脂肪(大豆、魚の油、オリーブ油)
善玉コレステロールが増え、心臓病などの原因になる動脈硬化の予防、大豆や魚の油は癌の予防に効果的
(4) タンパク質
魚、肉、卵、大豆、海藻類、小魚類に含まれている