残念なことに、働き盛りの若い人が相次いで癌で亡くなっています。
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「働き盛り世代 著名人襲うがん」
- 女優の川島なお美さん、任天堂の岩田聡社長や柔道五輪金メダリストの斉藤仁さんも胆管がん。働き盛りの50代の死で、32歳の若さで亡くなったフリーアナウンサー、黒木奈々さんは胃がんだった。
- 今や「2人に1人ががんになる」とされる。
これだけ増えた癌の要因は欧米型の食と、ストレスなど生活習慣にあるのは間違いありません。
我々はどうすればいいでしょうか?
病院で定期的に診てもらうのは当然としても、自分自身が日々、気を付けないといけません。
手っ取り早いのは、毎日、体からのお便りを受け取ることです。
体からのお便りは、食欲不振、腹痛、熱など体調不良など様々ですが、内臓によっては痛みを訴えず、気づいたときには数か月も経たず、死に至る病気もあります。
実は手っ取り早いのが、うんち の状態です。
人間が生命を維持するには、細胞に必要な栄養を与え続けなければなりません。もちろん、食べ物を消化、吸収する器官がしっかり機能している必要がありますが。
この消化器官の最終地点である腸からのお便りこそが、最速の手がかり、からだ からの通知簿になるのです。
臭い、黒い、細い、固い、赤い、ゆるい といった体からの異変を、毎日チェックしてはじめて、自分の健康状態が解ります。そして対策が出来ます。
あなたはお便り、毎日もらってますか?
便りがないのは元気なしるし とはいいますが・・さすがに自分の体では通用しません。お便りがないという方、そもそも病の可能性もあります。
良い通知簿をもらうために
細胞に必要な栄養を与え続けるためには、口の美味しさより、体の栄養を採る必要があります。
放っておいても細胞が活発で代謝が優れる年齢が若いときは、好きなもので満腹感を満たしてても良かったのです。しかしこれは若いときだけの特権なんです。
そればかりか、体が望まぬ食べ物が入ったときは全身の機能を使って消化活動をして、負担をかけることも多いようです。とくに牛肉、豚肉や砂糖、アルコール、ショートニングなどの油の分解がやっかいだといいます。深夜のラーメンもほどほどにということ。
歳を取ると脂っこいものが苦手に・・・肉はダメで・・というのは、体の防衛本能が働いている証拠だといえます。もっとも油っぽいものを食べ続けても100歳まで生きれる人もいます。しかし分解酵素がたくさんある特殊な人だけだと思います。
本来、食は素材にできるだけ近い状態で、季節ごとに実る食べ物を採るだけでよかったのです。多様な料理文化が入ってきて、ビジネス側が発達しすぎて、促成栽培や保存技術があがり、常識が変わり、自らが防衛する必要が出てきたのです。
油が足らないとお通じが心配という人は、繊維質と発酵物、本物のオリーブオイルで十分です。
病気は食と精神で作られる
ほとんどは飲食で病気になります。未知なウィルスや感染症も病気の要因ですが、外部からもらうことは稀です。
昔は体が欲するものを、好きなだけ食べれば健康になる といったのは、その通りだと思いますが、現代は食そのものが変わってしまいました。添加物、油、塩、砂糖など、すべてが根本から変わってしまっています。
もっとも最近は病はストレスからも起こることが解ってきました。これは緊張したら唾液が減り、殺菌効果が薄れ、ぜんどう運動が止まる というような様々な連鎖が体中でおこるからで、実は本当は病のほとんどはストレスだという説もあります。
個人的には、交感神経、副交感神経を交互に使う必要があり、緊張と緩和のメリハリが必要だというのが本当だと思っています。
でも甘いものがやめられない
こればっかりは私も同じです。
しかし甘いものは脳を休ませると思ってご褒美をあげていましたが、実は違うようで、精製砂糖を分解するのにパワーをたくさん使っていることがわかってショックを受けました。
驚いたのが、砂糖を知ったねずみは、電気ショックを与え続けても食べ続けるという実験。これはタバコや麻薬などの中毒同様、脳が要求し続けたためだと解説があり、さすがに恐ろしくなりました。
中毒だから、やめられないのは仕方ないのです。
体で固まる油がトランス脂肪酸が危ない
無限に精製できる低コストのトランス脂肪酸。これは都市部の30-49歳女性に摂取量が高い食べ物に多く含まれています。
血液の循環がよければ150歳まで生きるという人間の体。ここにこの油が流れると血管が詰まっていろんな症状が出るようです。ということで、アメリカFDAが3年間でトランス脂肪酸を全廃を決めていますが、日本は規制なし。米国(成人平均)では1日あたり5.8g、日本は1.56gで、少ないように見えます。
しかし、ドーナツ1個で1gから1.5gという過去のミスタードーナツの情報を基にすると、3個食べただけでオーバー。マーガリン、ファストフード、ケーキ、パン、ショートニング、食パン、菓子パン、クッキー、アイスクリーム。
とにかくお菓子の表記を見ても、油脂としか書いておらず、比率を知るすべがなく、防衛のしようがありませんが、自らが守るべきということは油ひとつとっても理解できるでしょう。
いずれにせよ、油脂の量はお菓子にはたくさん使われています。しかも100円で買える商品だから油にお金をかけられないと思われます。自衛が必要なのです。
油がないとお通じが・・・という人は、本物のオリーブオイルと、便のかさをつくるごはん、繊維質の野菜、漬物、味噌汁を食べれば問題ありません。
ミスタードーナツのHP
(抜粋)
2007年12月から全店でトランス脂肪酸値を大幅に抑えたオイルを採用しています。ドーナツ1個当たり平均1~1.5g含まれていたトランス脂肪酸を、平均約0.25gまで低減させることに成功
体に必要なエネルギーを届けないと、体の機能が衰えます。酒だけとかワインだけで食事をすませる人がいますが、まったく栄養になっていません。
共存共栄している体の中の微生物たちは、あなたの口からの栄養を待っているのです。
まさにあなたの口にするもので維持されているのですから、冷たいアルコールをあびさられ続けたら酔ってしまい、冷えて仕事が出来なくなってしまいます。こうやって食欲不振は自ら招いているのですが、さらに食欲不振のクスリをあびせ続けると、最後には善玉がいなくなってしまい、依存という悪循環に陥ります。
・ふつうの方の1日の食事摂取基準(大阪市)
30-49歳 男性 脂質 66g、女性50g
どんなお便りが良いか
指標はバナナ便、黄土色~茶色で発酵臭があり臭くない。
残便感なし、すっきりに出ること。
そうでない場合は、肉食が多かったり、繊維質が少なかったりします。
便を、出さないとどうなるか?
配管が詰まっていると水が流れないのと同じです
早く出す必要がある便をおなかにとどめる危険性はあります。
例えば便が触れている部分から癌になるという話もあります。
何よりも便意を感じなくなるのは危険です。
3日に一度は、行くべきで、医療の世界では便秘定義はないそうですが、一応3日程度とされています。
お口のごちそうより体のごちそうを!!
あなただけの体ではなく、実はご先祖から受け継いだ体でもあるのです。大事な家族を残したり、介護状態になって迷惑をかけないためにも、自身の体を大事にして最後まで健康寿命を維持する必要があるのです。
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