厚生省発表の統計。「がん登録推進法」成立後、国が患者情報をデータベース化する「全国がん登録」導入後初めての集計で、前回より10万人増えて、実質により近くなったといいます。
個別で見ると順位は変わりますが、総数で見ると、大腸がんへの罹患者が増えていることが解ります。
- 患者数は計99万5132人、内訳 男性56万6575人、女性42万8499人。
- 男女混在の部位別で大腸、胃、肺、乳房、前立腺の順番。大腸は15万8000人。
- 性別別の順位は、男性は胃がん、前立腺がん、大腸がん、肺がん。女性は乳房、大腸がん、胃がん
- 都道府県別では高い順に長崎、秋田、香川、
低い順に沖縄、愛知、長野
*大腸(結腸+直腸)
毎日新聞より
https://mainichi.jp/articles/20190116/k00/00m/040/230000c
今度は死亡数。こちらは2017年時点の国立がんセンターの最新がん統計です。合わせて考えられるのは、大腸がんになる人が多い=女性はそれが要因で亡くなっています。
男性は異なり、肺がんで亡くなる人が多いとのこと。罹患数4位である肺がんで亡くなる人が多いのは、肺の治療の難しさと、タバコなどの影響が根強いのかもしれませんね。ひょっとすると、気付きにくい大腸ガンが他に転移して、そちらから発見されることもあるのかもしれませんが。
とにもかくにも大腸がんにならないためにも、食や普段の運動、精神をリラックスさせて健康寿命をアップしたいものです。
- 2017年にがんで死亡した人は373,334人(男性220,398人、女性152,936人)。
- 男性は死亡数が多い順に1位が肺、胃、大腸、肝臓。
- 女性は死亡数が多い順に、大腸、肺、すい臓。男女別は肺、大腸、胃、すい臓
国立がんセンターの最新がん統計
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
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