· 私たちの体は60兆個以上の細胞で構成されている
· 医療費40兆の配分は、4兆がガン。残り2兆づつが糖尿、脳卒中、心臓が。これらは日々の生活で起こる生活習慣病だ
長生きの秘訣は?
マウスで血流を良くした実験で寿命が1.3~1.4倍に上がった。これは人間換算すると男女100歳オーバー(平均)。最高値だと150歳。食事制限はいっさいなしで・・・
うまく生きたら150歳までの寿命と聞くと、驚いてしまいますが、それぐらい血液は重要ということですね。栄養も病気をやっつける戦士も送り届ける重要な輸送ベルトだから当然かもしれません。
血流を良くすると全身の細胞や組織は活性化される
なぜ病気、健康がスイッチするか?
それは血流である。 血液がすみずみまで行き渡ると全身の細胞や組織は活性化される。(不可欠な酸素、グルコース、脂質、ビタミンが供給されるから)
その逆で、血がドロドロだと、体のすみずみまで酸素や栄養が届けられず、免疫細胞 本来の機能を失うのです。
長寿な人の血液を調査
長寿世界一は地中海イタリアのサルディーニャ島。100歳を超えは5000人に一人。世界平均の2倍。高齢者3000人の血液を調査
--> 全員に共通していたのは、外敵から身を守る免疫細胞が正常だったこと
免疫細胞の役割は分担されています。侵略者を見つけるもの、伝達するもの、攻撃を命令するもの、攻撃するもの、それぞれ互いに連絡を取りながらチームプレーをする。 |
病気はストレスで起こる
ブラック企業が本当に問題なのは、ストレスを作り続け、表面上の肉体と精神をむしばむだけでなく、体の内部をもむしばむこと。それでなくとも 日々我々はストレスに満ちていますから。
ストレスホルモン
本来、なぜストレスがあるのでしょうか。
5億2千万年前、魚は外敵から身を守るために脳が身体を抑制し、ストレスホルモンを分泌、アドレナリン分泌など素早い行動で戦ったり逃げたりする仕組みをつくった。
--> この結果、血管に収縮が起こり血圧が上昇。本来は身を守るための手段だった。
まさに ストレスは 自らの瞬発力を高め、身を守るための手段だったのですね。
そのメリットの反面、残念ながら、ストレスホルモンで慢性的な血流低下、血圧上昇が起こり腸の働きが低下 する という事実があるのです。