序論、即結論!はい。タバコです。
タバコを吸っていると歯周病のリスクが上がります。
どれぐらい上がるかというと吸わない人を1とした場合、1日数本で2.79倍、30本を越えるとたちまち5.88倍にもなるといいます。(8020推進財団資料より)
そもそも患者数3700万人以上とも言われる歯周病ですから
タバコの問題点
としては火事の要因がひとつ、灰皿が消えていないタバコで燃え、不快なニオイが充満したり、周辺のためによくありません。
さらにこの煙毒。タバコを浴びせられ続けたオフィスの壁はタール成分(いやゆるヤニ)で茶色になりますが、なかなかこすっても取れません。つまり、これは身体の中でこの現象が起こっているということ。つまり栄養を取得するはずの細胞表面が、この茶色べっとり、得られるものも得られないということになります。
歯周病になりやすく治りにくい
タバコを吸うと直撃される口の中。歯と歯ぐきにニコチンなどの有害物質が悪影響を与えます。先の壁同様、歯磨きではとれないヤニが歯にこびりつき、歯垢がつきやすい環境になってしまいます。
まさに毒の缶詰。肺がんにならなくても、歯周病菌が血液を伝って全身にしみわたり、結果、早産(低体重児出産)、肺炎、心臓疾患、循環器疾患、糖尿病になるといいます。病気をつくれるのですから現代版 錬金術ですね。
子供への影響
小児・胎児への受動喫煙は、気管支喘息などの呼吸器疾患、中耳疾患、胎児の発育異常、乳幼児突然死症候群、小児の発育・発達と行動への影響、小児がん、さらに、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの危険因子となります。
ADHD:精神年齢に比べて、不適当な注意力障害、衝動性、多動性を示す行動障害
メリットなし たばこをそれでも吸いますか?
私も大学生から9年に渡り吸っていたタバコですが、フルーツを食べた直後にタバコを吸うと、湿度で満たされた口内が、一瞬でからからになり、ビタミン分が抜け出るような気分になります。
あらためて無駄なお金の出費と、自分や周辺の人の健康被害、ポイ捨てでの周辺被害を考えると ずいぶん、バカなことをしたと思っています。
特に人と会う前、緊張をほぐすため直前に吸ったこと多数、いやな顔をされたのに気付かない自分がいました。今では、バスなどに隣り合わせした人のニオイで、さっき吸ったかどうか解りますからずいぶんと当時も臭っていたのでしょう。
そう考えると、先日のインタビューもあって思うのは、タバコを吸うメリットは、定期的に金を出させる商業論理と、酒場でかっこよく見せたい本人のエゴ程度。
油ものを食べたらとか、登山の頂上にのぼった時や、満腹になったらとか、仕事で一息ついたからとか、そんなタイミングこそタバコだというのは、立派な麻薬患者の意見なのだと思います。
喫煙所を設けたり、イライラで仕事にならない状態がおこったり、踏んだりけったりです。ぜひやめましょう。