グリーンバック
古くは、スーパーマンなどの合成に使われる、昔からある技術。一色の背景で映像撮影した素材を、その色だけを消して、別の素材と合成するときなんかに使われます。
そもそも背景色は、服や目、髪の毛と被らない色ということで、昔はブルーが多かったですが、緑の方が日本人にはあっているように思います。いつの間にかDV画質がFHD、4Kが当たり前になり、モアレやブロックノイズのない綺麗な画像が得られるようになりました。このお蔭で現代は、素人機材であっても、そこそこキレイな抜けが出来るようになっています。
今回はそれを文字の背景に使って合成してみました。
表現方法の多様化
結局は解りやすければ、どんな形だっていいと思っています。とにかく、ネットさえあれば、どこに住んでいても、素晴らしい先生が活躍できる時代になったことを確信しています。
その先生たちをサポートするのは、配信技術と、オーサリングツール。
とはいえ、もう基本機能はそろっていますので、何をどう組み立てるかというディレクションとその目的であるプロデュース的発想があれば、次の勝ち組になっていくだろうと思います。
計画的で、みな平等で進む義務教育学習は必要かもしれませんが、クリエイティブ時代の教育は、発火点も違えば学習スタイルも違うと思っています。
映像、イラスト、音声、BGM、癒しなどの要素を盛り込めば発信場所はもう関係ない時代がやってきたのです。
イーラーニングなどのシステムより、いかに想像力を高める授業にできるか、大勢がコミュニケーションしながら創造的な授業をつくっていけるかが、肝になりそうな予感がしています。