Periscopeというツールをご存知でしょうか?
3月後半でしたか、同ツールが利用可能となったというニュースを見てすぐに、iPad miniにインストールし、使ってみました。
なぜiPad mini?
本当はiPhoneに入れる予定でしたが、OSが古すぎるといったメッセージが出て、駄目だったのです。私のiPhoneはあるソフトのためにiOS7で止めてます。
同じメーカーがハードもOSもインフラも作ったスマホ市場。なのに、PC市場のWindowsXPや7や8のように使いたいアプリがバージョンアップすると使えなくなるって悲しい事実が、こんなに早くスマホで起こるとはだれが想像したでしょうか?。
それぐらい市場競争が激しく、市場に認められないアプリはすぐに食えなくなって退散せざるをえないという現状が見て取れます。にしても音楽もそうですが、コモディー化とはこうもアーティストや、クリエーターに厳しい現実をつきつけるのかと、日々思い知らされます。
アップルにしても、Googleにしても胴元と一部のユーザ層と直接つかんでる企業だけしか儲からない?!という気がします。やはり市場を作るしか日本メーカーの生き残りはないのかもしれません。
Periscopeというツール
これはTwitter社の動画配信ツールです。Twitterのアカウントを所有していれば、フォロアーや、Twitterのどこかのポータルに配信が通知され、ただちに生中継配信が出来るという恐ろしいツールです。しかも配信後、動画をカメラロール(端末側の写真フォルダー)にダウンロードする機能もあります。
何がすごいって、フォロアー100にも満たないアカウントで、配信開始してから約10秒ぐらいで閲覧者が8人となったこと。しかも全員外人さん。How are you doing?って質問されて、すくんで何も返事できず、ある種恐怖を感じました。
その後のニュースで、デフォルトで位置情報がONになっており、かつかなり細かいレベルまで閲覧できるようになっていた ということを知ってぞっとしました。生中継している場所がわかれば、知らない人宅でも押し入れるということ。さらに逆説的には、その人を知っていて、一人暮らしで、居住地と違うエリアで配信していれば、今、自宅は留守だということ。
ますますナマは加速
生中継は、ゲームにせよ、スポーツにせよ、コンサートにせよ、イベントにせよ、今後もそれに最適化されたプラットフォームやハードで増えていくことは間違いありません。
Twitterなどのリアルタイム性の高いツールを組み合わせると、今告知して1分だけやる といったお気軽配信も簡単になります。もちろん日本には、ツイキャスなんかが早くからお株を奪っていたと思いますが、ワールドワイドなTwitter本体が乗り出すというのはインパクト大です。
現時点での利用状況や反響は知る術がありませんが、ちょっと検索しただけで、ニューヨーク市で起こったビル爆発を、Twitterの新サービス「Periscope」の利用者がリアルタイムで動画配信したのが大きな話題!とあるように、きっと広がっていくでしょう。
LINE LIVE CAST(ラインライブキャスト)
タイトルの通り、LINE新機能です。バーバリー×LINEによる2015秋冬コレクション生中継は大成功 という記事も発見しました。
SNSと動画生中継の相性は抜群。ドワンゴのニコキャスが撤退したけれど、また復活するのだろうと思っています。次はFacebookか・・・
昨日、Andoroid端末を見ていてYoutubeライブが出来るツール「Live on Youtube – by Xperia」が同梱されていることを知り、びっくりしました。 15分までとはいえ、SONYの同梱になっているとは驚きです。また、そもそも見ることは出来ないけれど、4K撮影も可能とあります。 |