Livaのバッテリー運用でわかったこと

既に日々のモバイル運用になくてはならない立場になったLivaですが、いくつかのトラブルも味わい、なんとなく見えてきましたので、改めてバッテリー運用に関しての注意事項を纏めます。

CPU利用率が8%のときも

CPU利用率が8%のときも

CPU利用率が30%が続くときも

CPU利用率が30%が続くときも

電源の難しさ

先日購入した元Google社員が作ったというすごいバッテリー、1端子 最大3A出力の外部バッテリーを接続したからといって、Livaのバッテリー運用が万能になったわけではありませんでした。

たとえば、ブルーレイも読み書きできるポータブルレコーダーを接続したら、接続が起動前、起動後であろうと、途中でダウンしてしまいました。

当然といえば当然ですが、単体起動では3Aで十分でも、通常に本来必要な許容量が2Aだとして+上記レコーダーの足し算では1A以上必要になるという計算なのでしょう。ちなみに、このレコーダーはUSBの二股ケーブルを接続してみましたが、だめでした。

もう一つ、先日完璧にうまくいったと思っていたUSB3接続したSATA2のHDDが、再生途中でダウンすることがありました。これはフルハイビジョンなどPC負荷が高いものを再生した際におこるようで、やはり瞬間風速ながら電力が不足したものと思います。(SDカードへのコピーは大丈夫でした。)

ChoromeはCPU20%ぐらいで安定?

ChoromeはCPU20%ぐらいで安定?背景も表示しているのに中々スムース。

1280*720、30P程度のHD動画であればGPUの援護射撃も良く利くようで、再生に影響はありません。しかし、FHD動画、特に転送レートが大きめのは怪しいかもしれません。

さらに、動画再生時にLivaにヘッドホンを接続したら落ちてしまいました。

いずれにせよ、大事なデータの入ったHDDだったのでひやひやしました。何かあってもだれも保障してくれないので、バッテリー運用でのHDD接続に関し、良い子はやらない方がいいと思います。(何度かの電源ダウンの後、PC接続したらこのHDDは不良セクターが見つかり、なんとか破損は逃れデータはすべて助かったのですが、駆動系は改めて恐ろしいと思った次第です。)

動画起動時はCPU100%に張り付き

動画起動時はCPU100%に張り付き

ちなみに、Livaはヘッドホンの出力と、マイク入力の端子・入口が一つなので、たとえばUstreamやYoutubeLiveをするためには、iPhone付属のマイクイヤホンのような端子に4本の線が刻まれているものが必要になります。その他は、昔PC自作時代に大変お世話になったCreative社のSoundblasterなんかのマイク付ヘッドホンも同じ仕様のようです。4本の線があるといっても2種類の規格があるので注意が必要です。(前2本はステレオLとR.3番目は機能なし、4番目にマイク)

 

Livaバッテリー駆動でHDDを動かし方

こうすれば出来たというパターンですが、USB3に差すべきHDDをUSB2に差し、かつイヤホンが必要なら、駆動前にそれも接続した状態で、Livaの電源をONすることでした。これにより、電源が起動し、各種機能も一通り問題なく稼働、安定動作もしていました。

handbrekeも問題なく起動

handbrekeも問題なく起動

handbrekeエンコード時はCPU100%

handbrekeエンコード時はCPU100%

自身は電流計測器は所有していないので、動画など重いものを再生する場合には、事前にタスクマネージャーでCPU負荷が低い時というか、落ち着くのを待ってからの方がいいと思います。

特にウィルスソフトや、Teamviwerなどの遠隔操作ソフトは、パターンファイルダウンロードや、アップデート、ひょっとすると何かの情報発信などを、起動時や起動直後に様々な処理をやっているようですので、2GBしかメモリ搭載していないうちの機械は、落ち着くときを待ってからが無難だと理解しました。

 にしてもトラブルが楽しいのは、元SEで何日も徹夜して復旧させていた想い出が蘇ったからでも、性格がMタイプとうわけでもなく、PCを自作していたころの昂揚感と、こんなサービスが出来るとう嬉しさからだと思っております。本当はこの合理化の恩恵中は、マルチデバイスタスク。何よりもLivaでの動画エンコード時間中は、さらっとiPadに画面を戻して、Webブラウジングなど、別処理が可能。DropBoxなどをデータの中心にしている場合は、次々と完成した動画をipadからYoutubeにアップロードすれば、超効率が良く、バッテリー消耗を抑えることが可能です。

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