知らないことを知るというワクワク感!

自分の業界ならなおさら、知らない業界ならもっと楽しいことだと、最近は思えるようになってきたから不思議です。一昔前と比べると大きな進歩ともいえます。(笑)

P1070827今日は税関に相談室に行って、ものの輸出入に関していろいろ聞いてきました。

何分、初めてのことでチンプンカンプンな世界、下から下からお伺いをして、いろいろ学ぼうという姿勢だったのですが、そんな心配はどこへやら。みなさん、恐るべし紳士的な対応で、丁寧に不明点をひとつづつクリアーしてくれました。

 

植物防疫所なるところがあるんですね。

いつか戦争兵器はバイオになるかもしれませんが、そういう目的でなくても、昆虫や土を介して、国の国の間を微生物が駆け抜け、猛威を振るっている現実を知り、その港の最前線で守る人たちの姿勢と、細やかな日々の作業に驚いてしまいました。

にしても、カタツムリがついていたというだけで、植物が輸入できないなんて考え方ことありませんでした。

やはり、「ぼうえき」は、貿易であり防疫でもあるんだと、水際で守ってくれている人達に感謝すると同時に、自身も対応を考えないといけないテーマがどかっと増えて、また一から解きほどく作業が発生しそうです。

一方で知らないことを知るということが、こんなにも楽しくて、わくわくする。こんな問題があるからこういう対策をしている という国のケーススタディーを聴けるだけでも、自分ならどうするだろうと、知らないながらもシミュレーションするのも楽しい時間でした。

何よりも、目の前で対応してくださった課長級の役人や民間のプロ中のプロの方達は、いやな顔一つ見せず、こちらの変な質問や、いやらしい質問に素直にわかり易く答えてくれました。

もちろん、日本国に怪しげなものを持ち込まないための啓もうであることも確かですが、倉庫での検疫含め、日本国に入国させるかどうかを判断するということの難しさと恐怖をまざまざと知った次第です。

 

ルミナリエの志

P1070808 P1070811 P1070817 P1070818 P1070824
帰りは昨日からスタートした2014年ルミナリエに立ち寄ってきました。
こちらも昨年知ったのですが、シーズン最終日の消灯式の様子をYoutubeで観たとき、涙が出ました。観光客が少なくなった後に、警察の人達が、声を張り上げて、黙とうや敬礼、消灯に繋がるまでを静かに行います。これはショーではなく儀式。明らかに鎮魂と復興、そして日本の未来への平和と希望の願いであるということを改めて思い出さしてくれました。

コメントを残す