ごちゃごちゃ感のある絵は 有効か?

個人的にはどんなジャンルであっても、詰め込みは好きだったりします。

これは、いろんなことを伝えたいとか、知っている知識を出来る限り披露したい作り手エゴの賜物だと感じていますが、見る人視点で考えるとまったくナンセンスな流れになります。

マツモトキヨシのような探索を楽しみにする場合を除き、本来、人は何かに追われているように忙しく、時間がないといえる状況なので、やはり不要なものをスッキリ落とし、最小限のメッセージにすることが、一目で伝える最善の行為だと解ります。

そう考えると、中華料理が食材鮮度の低さをごまかすために行う足し算に対して、素材を活かすため何を足して何を足さないという引き算と言われる日本料理の考え方がぴったりきます。基本極意”さしすせそ”も理に適っていて面白い。

これは写真撮影で主題を浮き上がらせるためにも、周辺はぼかしたりカットするのと同じことだし、ピン送りという技はあざとく見えるものの、動画も概念は同じでしょう。

この考え方は世界で共通と思っていましたが、アメリカ食の傾向が大味で、量を求める考え方もあって、TV番組を見ても 画面のひつこさ・どぎつさを感じることもあるのが面白いですね。迫力や合理化の裏で繊細さがない

日本人も外人観光客も相手にするデジタルサイネージのこれからの流行りアイテムは、出来合いのものを見せるのではなく、インタラクティブだとかYoutubeLiveだと確信しました。

ということで、迫力シンプル背景の両面を実験してみました。(笑)

鳥取砂丘の砂壁や海までの道のりをダッシュしてみた

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