ゲーミングPCがヘビーゲーマーだけでなく、ビデオ編集や写真加工やデザインワークなどクリエイティブな現場にも使われるようになっています。
これはメーカーがオフィスに合うように、筐体の派手さ、いかつさを軽減したことや、ノートでもパフォーマンスが上がって薄型軽量になり、持ち運びできるようになったことがあげられます。私もGIGABYTE社のAERA15を買ってから、便利に4K編集を移動先で行っています。
ふと今日編集していて気付いたこと。それはビデオのレンダリングがやけに遅いと思ったこと。QSVが働いていないのではと思ったら、やはりそうでした。
Ediusでハードウェアエンコードできない?
CPUかグラフィックハードウェアエンコか
Youtubeに投稿するため同じmp4ファイルを書き出すにしても、QSVはハードウェアエンコードなので、今回のように5分4K動画書き出しで 約1/5と高速な反面、X.264を使ったエンコードと比べて画質が劣るのは間違いありません。
まぁ4Kで撮影、編集して、FHDサイズで見るような環境の場合は、細かいところは見えないのでレンダリング時間を優先にすべきでしょう。
EdiusでQSVを活かす方法を見ていきます
- 標準では、 GEFORCE GTX ***といったグラフィックカードが入っていると、NVIDIAソフトがタスクトレイに常駐し、負荷に応じたグラフィックの切り替えを行っています。
- 設定上、Autoがデフォルトですが、だいたいNVIDIAグラフィックが優先されてEdiusが起動します。
- 恐らくEdius設定内にエフェクトなどGPUfx機能を使えるため、NVIDIAが起動してしまいます。この場合はQSVは現れず、エンコード出力設定時に、ハードウェアエンコード使用の画面が出てきません。
NVIDIAコントロールパネルを開いて、カスタマイズするプログラムを追加し、Ediusを指定します。その中で自動選択から統合型グラフィックに設定変更して、Ediusを起動すればOKです。
ということで少し前アップしたYoutube動画です。(こちらはDavinciResolveでの出力)