先日に雪ちゃんの七夕パーティーに行ってきた。
当日のイベントを記録撮影し、DVD希望者のための販売用に編集する。今回は一般的な流れを収録する映像に加え、今回はオプション構成のご提案を了承頂いた。
基本構成
- オープニング(看板、練習風景など)
- 本編(司会あいさつ)
- 各人のダンス
- プロデモンストレーション
- サプライズコメント
オリジナルオプション(基本構成に以下をプラス)
- 練習風景
- 特別インタビュー
- ショートバージョン作成(スマホ等に入れる)
- 先生の個別コメント
撮影体制としては、周辺をお客様が囲むスタイルなので、カメラとしてはあまりスペースがない。このため、保育所撮影などで活躍するデジタル一眼レフを固定に1台、正面からもう1台、少し古いがZ1Jを、計3台2名体制とした。1台ずつで全部は撮れないものの、3台をあわせれば、縦横無尽に動くであろうダンスの追従であっても一応の死角はないカタチだ。
スペースの問題と、慣れの問題もあり、最初はとまどったが、なんとか全部のカメラを活かすことが出来た。
オプションを依頼された方には個別に1枚づつ制作するので、編集作業はとても大変であるが、当人にとっては思い出の品になれば幸いである。もちろんフィードバックももらって、見返すことがないダンスビデオの記録を、進化させたいと思う。
芸能がより身近になってゆく
思い出したように、今回のタイトルについてであるが、今回感じたことである。2年目の二人の若い先生にとって、これだけのすばらしいお客様に囲まれていることは、すばらしいと同時に、なぜどうして という理由を知りたかったのも本音だ。
しかし、終わってみて改めて感じたことは、先生の魅力。技術がすごいだけでなく、本気で叱ってくれて、よくなって欲しいために本気で演技指導する ということ。
それを説明するため、ある人がスピーチで言っていた話を引用する。
ここには、2人の家族も参加するアットホームで楽しいダンス教室だ。私は大手のパーティーで150人、300人の東京のダンスパーティーに参加したことはあるが、生徒の技術はさほどではないように思える。それは、ここが家族的な関係で成り立つ居心地の良い場所だから。
先生は年をとったわれわれ年配者に対して、臆することなく、叱ってくれることがうれしいから上達するのだと思う。現に叱られたといって辞める人を私は知らない。
ダンスは我々を内面から外面からどんどん芸術的に進化させてくれる。老いていく分、日々、発展するから腐ることがない。
もちろんこの流れが変わることはない。
しかし、同じ服であっても安くてもあの店を選ばないのと同様、消費行動は感情とともに動く。あの遠い作られたアイドルに**円投資するなら、身近にがんばっている近い彼女に全力に投資しよう。きっと彼女はこちらを向いて笑顔で答えてくれる。
音楽CDが売れず、有名歌手であっても、ストリーミングやダウンロード販売だけでは、ほとんど制作費をペイできない時代がやってきた。
プロ側としても、みんなに向けた汎用メッセージを歌い上げるだけではもう、食指は動かない。独占をよそに好き勝手した広告業界、テレビ業界、芸能界は今度こそ真剣に新しいビジネスモデルを探さないといけないのかもしれない。