アマゾンには出来ないこと その1

出版だけでなく、物販も楽天とアマゾンと、みたいな構造になってきたように見えますが、どうなんでしょうか? アマゾンに商品を出展する立場としては微妙ですが、やはりアナログ的な要素もなくなってはいけないということで纏めます

小さなかえるとバッタ

 

 雑誌 商業界 2013.10.26 より

全文引用は出来ないので、あちらこちらを割愛、短くしています。見たい方は上記雑誌のバックナンバーをご覧くださいませ。

 

基本的な考え方

これからの商売は便利、効率だけではなく、店主の想い、生き方に共感して買うお客様が増える。誠実、正直、温かい人間性が求められる。

 

(一部掲載)

  • ここに来ないと食べられないものを
    とんかつにアンデスの岩塩をかけて食べてもらうことを提案。来店頻度向上
  • 年一回の番付けを店頭に飾る
    食べ放題、食べた枚数を横綱、前頭のように番付けで発表
    --> 友人に名前を見せたくて、再来店する。
  • おめでたいものを作る
    赤いフンドシなど店頭でつるして売る
  • 店頭で手作りイベント
    美容院で秋祭りなど、カキ氷、ヨーヨー釣り、子供向けイベント
  • 書店 「読書のすすめ」
    ベストセラーではなく、読むと人生が変わるであろう本を見つけて販売。たとえばテーマは仕事、恋愛、人間関係
  • 書店「アマゾンネット通販+実店舗」
    両方やる。ネットでの評価も4.9点の理由は、筆ペンで書いた温かみのある手書きお礼状を受注者に必ず送る。
  • 女性店主の履歴書チラシ
    なぜ**屋を始めたかをストーリー仕立てにして正直に書いた。子供時代、社会人時代、結婚時代、ソムリエ・・
  • 薬局
    この商品を買うとどんなメリットがあるかを手書きのPOPで。
  • おそうざいのお店
    添加物をいっさい使用しない。作りたて、鮮度を売りにする。ご来店した人だけのメリットなど、来店者特典を厚くする
  • まずはお店に興味を!
    身近なものでアンパンマンなどの人形をつくり、店外にディスプレイ。レジでのじゃんけん。(お客様が勝てばポイント2倍。2連勝で3倍、3連勝で5倍など。)
    -->親子連れが来店。
  • お茶の生産販売
    お茶試飲はその場でしか体験できないことのひとつ。お茶摘みの衣装で試飲、試食をしてもらいながらお茶に対する自分の思いを誠実に伝える
  • 配達地域指定郵便
    宛名を書かないDM。町や丁目単位で配達地域を指定。1通25g以内で27円。郵便局が配達するので開封率高い。
  • 自家焙煎コーヒーのお店
    豆を一粒づつより分けるハンドピックの光
    景が、いつでも店内で見られる。
  • 新しい交流を売る(お客さま同士)
    酒店主催で会員制ユーザに銘酒と季節の味を楽しめる会を案内
    -->楽しい交流を提供

小さな小さなバッタ

 個人的には最後のお客様同士が仲良くなる仕組みをつくることが永続的に繁盛するのではと確信しています。ネット通販でも店主や店員とのコミュニケーションが出来ますが、やはりお客さん同士での繋がりの方が、強くなるでしょう。あの人に会いたいは、十分な動機!。一方Amazonは価格、品揃えの分、無機質な感じがあります。

 

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