ビジネスの現場からシステム会社、映像会社も、あらゆる業種がなくなる?

大阪国際会議場ファイルメーカーのカンファレンスに行ってきた。
ビジネスの進み方が恐ろしく早い、と同時に、
前職の業界であるシステム会社も、現行の映像会社も、あらゆる仕事がなくなるかもしれない恐怖を感じた。その一方で、膨大に、無限大に、ビジネスが拡張される可能性を感じた1日だった。

iPadで、プログラム3週間の人間がアプリを作り、これを現場で修復しながら、使えるものに進化させてゆく。わずか3万円のパッケージで作ったアプリが、App Store通さず、1本500万円に化ける。それがまたたくさん売れるimage

業務ノウハウを持った企業が、何十年のノウハウと、それを実現するシステムを手にする、究極のコンサルテーション型企業が誕生する好事例だ。売っていけないものはないんだ

休憩途中、隣のブースをみたら、介護系の発表会をやっていた。その中でも興味あった入浴介護と、口腔ケアのパートを表のプログラムで眺めていたら、女性が近づいてきて入場料¥1,000とのことで、悩んで行き来してたら、無料で入らせてもらった。おおきに!(^.^)認知症の生活障害のかかわりかた

会場は若い人が多く、みんな真剣だった。現場での改善と、その結果の共有を同業種でシェアしていたので、排泄介助や食事補助など、問題点がよく理解出来た。

特に介護現場は、人間の本能と欲望むき出しに真正面から向き合う壮絶な現場であることを知ったと同時に、自分で排泄、食べられる幸せと、いかに入浴介助が大変なのかを知った。鳥のさえずりの音を流す仕掛けは参考になった。

ファイルメーカーのカンファレンス大阪

iPadやスマホが作った流れは、PC置き換えという簡単な話ではない。完全なる業界再編。医療現場しかり、物流しかり。第三の競合他者信じられないところから現れる。コストのかかる土地代やシステム構築費用、映像コストを抑え、現場の人間が本当に必要なものをつくる。変化に合わせて瞬時にシステムを変形させる。高めた価値を顧客に発信してゆくだけでなく、同業他社に販売する

UstreamではなくYoutubeとニコニコ

幸いにもYouTubeと、ニコニコの生配信は、イベント会社が雇ったような感じだった。ここも、一人で2台の固定カメラを業務用スイッチャーを操っていた。途中の音声不具合も、当人が気づいて、担当者経由で、講師のマイクスイッチをさりげなく入れる連携が見事だった。

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業者にゆだねることが減ってゆく中、自分たちの得意なことを、突き詰めないと本当にやばいと感じたが、得られるものも大きかった

個人的には、無料セミナーなのに、お茶とか弁当をもらったのが一番嬉しかったかも知れないが。(^.^)

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