カラーグレーディングをサクサクと

今年9月以降販売されるブラックマジックの4Kシネマカメラ含めて、ログでの撮影は絵のラティチュードが広がる一方で、後から編集する必要があって、ビジネスとしては能率を考えてもメイン利用は難しいと思っています(した)。

しかし最近頻繁に練習しているGH5とEdiusとの組合せでは、編集用の中間ファイル(プロキシ)を長時間かけて作らなくても、SDカードそのものに対して、出先のモバイル環境 第三世代1.6Kg程度のノートPCで4Kのログ映像をサクサク編集可能です。

内臓GPUを駆使しつつリアルタイム再生するからには、画面は間引いて表示しているだろうから、厳密にはプロキシ作成不要なプロキシ編集といえるかもしれません。

最近はなんちゃって動画マン(写真が主で動画も頼まれて仕方なく撮る人、Webが主で単価アップのため仕方なく撮る人)のためにMyncというEdius系の簡易編集ソフトも出ていてたとえばcorei5 7200Uなど、末尾にUのつくプロセッサでもサクサク粗編集できて、XMLで書き出しEdius,Premiere,FinalCut Proに渡すワークフローを持ったソフトとの組合せも逸品だと感じています。

さすがにマスターファイルを触るSDカード上での編集は、万が一のデータ飛びを考えると、バックアップを取らないままでやってはいけない部類に入りますが、撮影してすぐに編集という意味では最速のシステムかもしれません。

そしてvlog-Lのデータを処理するプライマリーカラーコレクション機能は、ダビンチのような高機能はないもののも簡単で使いやすく、スピードアップに役立っています

ということで、上記画像はカラコレかカラグレか知りませんが、同じ素材で画像劣化なしにこれぐらいトーンを違わせられるという画面例です。

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