全業種での競争激化の予感

2017年1月も既に10日を超えまして、1年ごとに早くなる月日の経つspeedに焦っている次第です。

そしてあらためて世の中を見渡すと、企業も個人も、そして寺社も、さらには国、県、市町村に至る公共までが同じ土俵にあがってきたように思えます。

そう生き残りのために。

 

生き残りのためには何でも?!

寺社や公共など、自身が住んだり、ご先祖がいるところには教わらなくても自然とお布施や、ボランティアすることが当たり前だった時代は終わったのかもしれません。自己中心的で面倒なことは極力簡素化し、コスト&時間を最小限にする。見えないものにお金をかけたくない

も市民からとりっぱぐれないように、税先取りで多ければ後から返す。支払えなければ会社側の出元を差し押さえる。生活保護のセーフティーネットを少しずつ狭め、医療費のかかる老人達を病院から追い出し、制度含めて市町村に丸投げ。特区や**会議といった国の行政機関は、本来の目的を忘れて、メンバー私腹を肥やす企業側のロビー活動場所となり下がる。

 

国すら自国だけを考える時代

従来は少なくても先進国トップという体裁上、表面上だけは世界の警察と経済の中心を大らかで寛大な風に見せつつ、水面下でゴリゴリの恐怖政治を各国に強いていた米国。しかしアメリカ大統領のトランプに変わって、表面上すらも言いたい放題の状態になってきました。

自国の利益を最大限にするため、国家元首が働くことは義務でありますが、さすがに世界企業群を名指しして、国への貢献度を誓わせるような状態は、日本人に生まれたからには、さすがに目を疑う事態だと思えます。

しかしこれがこれからの時代なのだと思います。言葉や行為の裏にあることを読むというのは、大切なことながら、お年を召した&経験を積んだ人しか伝わらず、若者には通用しなくなったように思えます。

例えばある社長に言わせると、新人は得意先が入ったビルに納品に行き、フロアーに到着しているはずなのに、迷子になりパニックになる。一言、歩いている人や受付で聞けばいいことが出来ない。迷ったらスマホ。自己解決は素晴らしい行為ですが、スマホに頼ることは自己ではありませんから何とも悲しい状況だと思います。

除夜の鐘がうるさいという住民が増えたから辞めるとか、保育所付近の公園で園児に落ち葉遊びさせたら、せっかく掃除したのに!と叱る人もいるようで、人のことを考える余裕がなくなっている事態に陥っていることが解ります。

寺社も積極的情報発信の時代

寺社も積極的情報発信の時代

 

ダイレクトにも伝わる映像

いいか悪いかはさておき、たとえば駅からの行き方施設アピールポイント来てほしいというメッセージを伝えてこなかった日本人。伝わらない人が増えた現代では、トランプの行為同様、来たければ調べるだろうではなく、ぜひ来てほしい!うちにはこんなメリットがあるよ!とダイレクトに伝えるしかないのかもしれません。

 いずれにせよ荒れた時代には、大きな変化が起こるのは間違いなく、いろんな洗濯が必要になってきた前触れかもしれません。

 

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