少し前なら考えられなかった映像のメリットとは、やはり移動撮影だと思います。
街歩き、旅歩きというテーマでステディカム的なもので、旅行者目線を実現するものはあったけれど、物々しい恰好での収録になったに違いありません。長時間の撮影にも限界があります。
このアイスクリーム型でのジンバル撮影はとても気軽で、片手で持てるぐらいの重量ですから、見た目も大がかりにはなりえません。
もちろんスマホやGoProジンバルと比べると大げさですが、絵が樽型だったり画質が残念だったりすることが多く、35mmと比べるとボケは浅いミラーレス一眼での映像がかえって最適解な気がしています。
しかも気軽に4Kが撮れるのですから本当に良い時代になりました。ある種、警察的なパトロールにもなりえる気もします。
何よりも見た目が怪しく目に負担があって、生理的に違和感のあるVRと呼ばれる仕組みと比べても優位性があると思います。重たいメガネをつけてバーチャル3D空間を歩くより、平面でも勝手に進んでいく映像は価値があると。
ということで1/9西宮恵比寿 お参りの映像です。