もうかれこれ1年以上前に出荷されたソフトのお話。元Apple社員がつくったというiPad miniをサブディスプレイにするduetというソフトを今さら 購入して使ってみました。
子画面での再生に関して
- 速度感はよく、すぐ使える
- フレームレートは60/30選択可能
- パフォーマンスは3種類選択可能
- YoutubeでのFHD再生は問題なし
- 音はノート側でしか再生できない
- 解像度はiPad miniに自動選択か、PCの画面解像度で選択可能
- フルパフォーマンス設定で、FHD動画を再生すると読込時は、数秒遅くなり、再生されるとスムーズになる。
- フルパフォーマンス設定でローカルファイルのFHD60Pの動画を再生すると、途中止まって再生を繰り返す(描画が不安定に)
- 上記の場合、メイン画面も引っ張られるイメージでテキスト入力がもたつく
- マウスカーソルが遅くなるなどディスプレイの接続が不安定になると、メイン画面がブラックになり、メインPCを強制リブートするしかなかった(一度だけ)
- カーソルがiPad mini側に残ることがある。
- PowerPoint表示したらほぼスムーズな動き。タッチ操作で次、前への遷移もできた。
- PC側の負荷は4コアが17%、ほか4コアは0%でした。
- バッテリー消費はまだじっくりチェックできていませんが、普通より1.2倍早い気がします。電源使える環境ならそのほうがいいかもしれません
テスト環境
PC側はcore i7 標準電圧のクアッドコアノートPCで、スピードは申し分なしですが、iPad miniは初代ということで、こちらのスペック不足で起こっているのかもしれません。
あたりまえのことですが、大容量のデータ送る場合には、PCからせっせとiPad miniにケーブル経由で送っているのですから、PC側スペックと転送データ量がパフォーマンスに影響するすべてなのだと思います。
追 記
本ソフト(duet)は、ハイブリッドのようで、iPad用で購入してもiPhoneでも無料でダウンロードで来ました。2,400円とiPadソフトとしては、高額の分類に入るので、多少勇気がいりますが、普段PCとiPadを持ち歩いているなら簡単に1画面が2画面になるので、ビジネス用途であればちょっとした自慢やお客様に別画面で見せたい場合は有効かもしれません。
今回試せませんでしたが、PC側がWindows10ならiPad mini側のタッチパネルも存分に活かせそうで、メインPCもタッチパネルならダブルタッチで独立なWebサイトをDJのように便利に閲覧できそうですね。
負荷が高いFHD動画再生などはほどほどに、Youtube動画を全画面にしたり、資料やメール、Twitter、Yahooリアルタイム検索といったOA画面を常時表示するなど、メイン画面の領域を分散するのになかなか良いソフトかと思います。(HDMIディスプレイだと単機能でもったいないですし、モバイル性が弱いものが多いので、OA用途ならこの体制がお気軽でいいかも。)