聖書勉強会 洗礼の意味、他

久々の勉強会。今日のテーマはルカが書いた「使途の働き」ペテロが10章まで、パウロが28章までを占め、宣教師の必読書と言われている章だそうです。

 

アメージンググレース

20160405215724アメリカでもっとも歌われ、聖書の讃美歌であることは有名な話ですが、黒人を売っていた船の船長が、イノチを救われた奇跡と過去を悔い改め、つくった歌だそうです。

また日本語訳での言葉を見ると「我をも救いし」という微妙なニュアンスになるから不思議です。

 

悔い改めるの意味

何かを自白して水を被るようなバラエティ番組のようなものではなく、Uターン、つまり神に戻ってきなさいという意味。

生活そのものは既に旧約聖書において、膨大に書かれていることから、人生の書が聖書には詰まっていることになります。

 

献 金

20160405215753エルサレム協会すべての見本にはなりません。

個人の資産持ち物を売って、みんなで分配していた記述がありますが、これはユダヤ教がメインであった地で、職を得られなかったことと、遠方から巡礼でやってきた滞在費ギリギリの人たちに食を賄う必要があったからです。

人が集まり学ぶことは必要だとしても、教会というハード維持のためだけに資産を削り献金をすることは、いかに教えに反し、危うい考え方かが解ります。

 

精霊さま

が登場する聖書。既に天から降りているようで、改めて呼ぶ必要がないとされています。

つまり、自分達の中にいるので、あとは精霊様と融合することで天と願いが一致するという意味のようです。

だから教会などで精霊を呼びこむこと自体、おかしいことであって、例えば受け入れ態勢が出来ている隙間があるから、むしろ悪霊がやってくるのだということが解ります。

ひょっとすると、仏教的には観音さまとか菩薩さまとかになるのでしょうか。

 

洗礼の意味

  • 水に浸かる(古い人の死)
  • 水で洗う(罪を洗う)
  • キリストに連合

具体的な方法ですが、滴礼浸礼があり、後者は昔多く使われていたようですが、現在は前者がほとんどを占めているようです。

まさに興味があった洗礼の意味ですが、神道、仏教でも習った自身が清らかになり仏さんが体を流れる(仏教)、神と和合する(神道)といった他の宗教に近いモノを感じました。罪を洗う部分は異なるものの、やはり宗教それぞれのルーツは近いのかもしれません。

永く続く祇園祭でも、神さまに降りてきてもらうために、期間中、神輿を2度も洗ってお清めの儀式をしているようです。大阪の天神祭りは商売優先なので適当っぽいですが。菅公さんは政治の神さんなのにいつの間にか学問の神さんにされているし・・・(笑)

 そのほか、オリーブにイエスが復活するといわれているようで、小豆島のオリーブ苗木オリーブオイルを扱う人間としてはとても興味深い話もあって、聖書は、信者、未信者はともかく、世界中の人と会話するには共通の言語になりうるものだと感じます。

 

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