本能のどこかで自然を求める
健康を維持するためには、自然の中でからだを癒すことは必須です。それは良い空気を吸って、季節を感じ、季節の変わり目に体全体をじっくり順応させていくことを、体の細胞が求めている結果なのかもしれません。
とにかく、どんなに楽しいゲームやテレビ、映画があっても、真の安らぎには到着できず、元来アナログな人間は本能のどこかで自然を求めています。
これはサクラしかり、紅葉しかり、海岸しかり・・・
ましてやVRや3Dで体験できる世界が広がったとしても、人間が外に出歩かないことはありません。
24時間ジム
最近は24時間稼働するスポーツジムなんかがあって、遅くまで光輝くビルの上層部で、人がランニングマシーンで頑張ってる景色を拝むことがあります。なぜかジムを出て10分も歩けば、お城に到着したりするから、もったいないなぁと思いながら。女性には防犯になりますが。(笑)
痩せるという点で考えると、たとえば夜9時を超えたら、身体は消費モードから蓄積モードに移っています。だから21時越えでスポーツをして無理やり代謝しようとしても、そもそも限界があるのですね。そしてスポーツ後にビールを飲むとすると、蓄積モードでさらに太るという悪循環。
やはり太陽活動と体内時計が一致して、はじめて人は健全になるようにプログラムされているのだと理解できます。血糖値が上がるのも、元は、一時的にパワーを集めて、野獣から逃げたり、戦ったりする瞬発力のために必要だからで、栄養を採っても寝るだけなら余るのは当然なのです。
人は自然を求めていない
あらためて人はサクラや紅葉を求めていない。きっとそうではなく、人と人が対面するコミュニケーションする場所を求めていて、その酒のアテにというか、口実に花が見頃のシーズンを利用するのだと気づきました。
あと何回さくらを見られるのだろうという話しが切ないのは、本当はあと何回、誰それに会えるだろうという隠語になっているのかもしれません。