予測分岐が外れる ..&VR提案書

人はそれなりに歳を取ってくると経験が増えることで、たいてい無駄なことをしないようになってゆく。これはチャレンジがなくなる、想像力がなくなるといった反面、合理的になり、的を外さなくなってくる と理解している。体力が衰えるから、きっと自然な流れなんだ。

この合理化ルーチンは、道を歩いていて、人と人がぶつからないように避け、難なくかわす人間技もその1つである。

しかし、久々に今日は大失敗して、しかも固まった。そして、外れたときに、人は固まるいう事実を我が身で味わってしまったのである。まるでお年寄りが危険を感じた際に、道の真ん中で止まって、かえって危険に陥るかのように・・・

 

図書館2Fトイレにて

調べものがあって、久々に入った図書館のトイレに入ろうとした矢先のこと。ひげもじゃの、ある種、ヒッピー風のおじさんが出てきたので、キレイにすれ違うべく、手洗い場所とは違う方向に舵をきったのである。

しかしっ、相手もまさかの同じ方向に・・・

えっと思った瞬間、2人はぶつかる寸前急停止。
衝突まで15cmぐらいであろうか。

そして、長い時間、お互いがトイレの出口付近に固まって立っていた。実際には3秒程度のことだと思うが、心理的には恥ずかしくて逃げ出したい気分だったから長く感じたのかもしれない。なぜか相手はこちらをにらんでいたような気がする。

しかし今回、自転車でぶつかりそうになるのとは訳が違う。いくら年老いたとして、こちらの予測としては100%今でも間違っていないと断言できる。なぜなら、相手が手洗い場所に最短でいけるよう、動いたからである。

そして用を足しながら自分が固まった理由を思い出した。予測分岐が外れたからではなく、まさかまさかの彼は、用を足した後、手を洗わずまっすぐ出て行ったのである。

なぜ手を洗わん!しかも図書館で!ということを、用を足しながら思い出し、激しく怒った瞬間でした。

 

VR(拡張現実) 提案書

ar_teianと長い前フリはさておき、図書館にて無事完成させました。

これなら全国に拠点を持つお客さんに、フルサービスが出来そうな予感です。しかもエンドユーザーが求めているものは、現場の本当の映像だとすると、完全に時代にあっているように思えます。

ar_teian2 ar_teian3

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