定期的な臨時収益

映像はたまに「とっぱらい」という、大道芸人の投げ銭のごとく、現場でギャランティを頂くこともありますが、多くは締め日に請求書をまとめて書いて、翌月に振込んでもらうスタイルが、一般的です。

しかし本来は電話会社や、電力、家賃、プロバイダ、システム会社の保守料のように、毎月、定期的にもらえる仕事なら良いのですが、不定期な注文では辛いだけです。しかし残念ながら、これが多くの企業間取引で一般的な掛売りシステムです。

 

いつごろから掛けが始まった?

にしても、いつ頃からひと月もふた月も下手をすると長期手形で…という売り手不利な制度が一般化したのでしょうか?

調べてみると、百貨店における外商制度や、クレジットカードのようなきっかけがあるようですが、こちらは売り手が、優良顧客へのサービスがきっかけなので、逆ですね。むしろ、江戸末期 武家屋敷の財政悪化による商屋への借金に近いものがあるかもしれません

また、買い手有利の仕組みは、関西の家電メーカーが資金繰りに苦しんだ挙句、責任を部品メーカーに頼んだことが始まりと聞いたことがありますが、改めて冷静に考えると、売り手にとってメリットはありません

 

 

現金交換ビジネス

しかし改めて別の業種をみると、物販や飲食店など、その瞬間に現金等価交換する仕組みもあります。

そして物販を主とするネットショップ

こちらも前払いや、ちょっと時間がかかりますが代引きがそれに相当します。あと中間業者が、間を取り持って互いの信用調査を事前に行うサービスもありますが、こちらも支払いに時間がかかります。

 

ネットショップのメリット

水分と栄養たっぷりの歯ブラシには菌がたくさん!

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毎回見積書を書いて、注文を取るビジネスも面白いですが、安定度にかけます。

支払いが翌月になるような支払いが 方法がくつがえることは当面ないなら、こういった物販をすることは、月途中に収入があるだけでなく、物販をする企業の気持ちを理解し、さらにメーカーなら製造業をも体験出来ることになるのです。

5,6年も前から、自社で一部製造し、小売り(顧客への直販)や卸(流通業)をも体験して、はじめて社会の一部が具体的に見えてきたような気がします。

規模は超小規模ながら、在庫のこと、原価のこと、製造ロットのこと、パッケージや卸価格設定や消費期限といった経験を活かして、より深い提案書が書けるようになった気がします。社会問題のテーマと重なる仕事はなおさら、意義とやる気が出てきます。あらためて考えると映像との相性も良いですし、将来はお客さんへのインタビューを全国で行えば、相乗効果があると核心しています。

 ちなみに江戸時代の庶民は銭本体が持ち歩きにくく、価値も上下していたため、油代や味噌代など、まとめて月末に買掛を支払っていたようですが、売り手も面倒だったことと、そもそも当月末ですから参考になりませんね。

 

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