生時代のポスト 映像制作ツール

拠点を持つお客様との絆

今日はお客さんが目を開くシーンを目の当たりにしました。映像元年時代の新しい広報スタイルについて、ざっくりお話しした時のことです。話終わった後の、すぐに提案書をもってきてっ!出来るだけ急いで!という言葉ほど、嬉しくわくわくすることはないですね。

提案の柱ではありませんが、着々と全国の映像カメラマンが活躍する時代の到来が見えたような気がします。それまでに独自の技術と手法、そしてビジネスモデルを構築し、確実にお客さんとの絆を強くすべきと確信しました。

 

音楽と触れ合うチャンス

キュレーションというのでしょうか、音楽の世界でもワインのソムリエのごとく、第三者が収集し、カテゴライズ。それを価値化する時代です。

それとは別の形で音楽と触れ合うシーンをつくりには、やはりコンサートかと思いますが、バーチャルの世界では、圧倒的に生中継が現実的です。

engadget Japanより
Apple Music Festival を 9月19日から9月28日まで、10夜連続で開催すると発表しました。ロンドンで開催されるライブの模様はライブ/オンデマンド配信され、iPhoneやiPad、Mac、Windows PC、Apple TVなどで無料で視聴できます。

この終着駅はわかりませんが、とにかく音楽から、生中継が一般化するのではということ。そしてずっと遅れて、映像の生中継が一般化すると思いますが、昨日のYoutubeLiveの仕組みのように既に、着々と進行しています。(昨日書き忘れましたが、すぐに配信できるメリットの一方で、有無を言わさず公開になります。)

 

生時代のポスト 映像制作ツール


そこで本題。生時代の映像制作では編集という作業極力不要にしないといけない気がします。YoutubeLiveでも2時間まではクラウド上で編集可能ですし(IN、OUTだけでなく、不要なシーンを削除するのはさほど難しくない)、生が当たり前になったら編集に時間をかけていられないと思います。

ということで、生時代のポスト 映像制作ツールはVJではないかと考えます。レンダリングではなく、表示されているものを録画するだけ。

お得意のループ機能を駆使してCNN風のバック映像を創ってもいいですし、音圧に合わせて弾むCGでも面白いでしょう。映像本体をリアルタイムに入力し、フィルター加工したり出来るものもあります。

2映像ソースが基本で、フェードなどのとかトランジッション合成は本来得意とするところ。文字処理も含め、回転しながら文字色を変えられるぐらいの簡単さがないと、忙しい生時代に素材提供するのは難しいだろうと思います。

もっともリアルならではの繊細さと、技術、そしてセンスを磨く必要がありますが・・・とにかく複数の遠隔地でネット生中継されたインタビュー映像を、ディレクターがリアルタイムに判断して、スイッチング&キュレーションする時代がすぐに来ているような気がします。

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