石油を着る時代の幕開け

image

image生糸や絹織物に打撃を与え、石油を着る時代の幕開けになったもの?

ここで話題の理化学研究所も登場^^;

(引用.柳田邦男 大いなる決断)

東洋レーヨン(東レ)のテトロンで、

Wash & Wear
Wrinkle-free
Easy Care

1,500円の替えズボンで人気が爆発、
売り切れのお詫び広告まで出した騒ぎとなった。

英語の意味は

洗ってすぐ着られる
シワにならず型くずれせず
手がかからない

最初の真の合成繊維 アメリカ デュポン社のナイロン。(合成糸状ポリアミド繊維) *絹のようなたんぱく質とよく似た 高分子化合物。ナイロン開発の、基礎研究から生産開始までに11年の歳月と1千万ドルの研究費、2千万ドルの設備投資を費やした。

「絹の大敵ナイロンの正体」といった記事が、盛んに新聞に掲載された時代。

ナイロンとは、石炭と空気と水で人工的に造られ、たんぱく質と類似の構造を持ち、それから得られた糸は、鋼鉄よりも強く、蜘蛛の糸よりも細く、しかも在来の天然繊維よりはるかに優秀な弾性と美しい光沢を持つ。優秀な研究員が完成品の、サンプルをトレースバックして、鍵を見つけ出す。理化学研究所から東レ研究員に引き抜かれた星野氏は漁業用のテグスとして販売開始。

やがて商工省(現在の通産省)の援助資金融資、税制特別措置などの、集中的援助の道に繋がる。

ポリビニルアルコール系繊維 ビニロン、ポリアミド系繊維 アミラン
それぞれ先発隊として倉敷レーヨン、東洋レーヨンを、指定した。

image

ちなみに家電会社には国の援助はなかった。
たんぱく分解酵素の市場性はとても高いなぁ。

コメントを残す