おーい こっちこっち！
海原で漂流した人のように、
豊作を祈願する民のように、
光合成を待つオリーブの葉が
天を見上げて呼びかける！
全身全霊で伸びをするこの姿は
まるで恐竜の足のような太い幹を作りあげる。
6年前は私の足より短かかった苗木が
大地に地植えした途端、下から上からのエネルギーを効率良い仕組みで自身の成長に変えてゆく。
オリーブの太い幹 小豆島
ちなみに子孫を残すには、
異業種の苗木との掛け合わせが必要だ。
なんとも人間とおんなじだ。
何れにせよ彼らを見るときはいつもなんらかのパワーをもらえる。