ほんとに出来てしまった。
といってもそんな大げさな話でないので期待は無用ですが。(笑)
FHD生中継 低負荷配信
ひとつは、高性能なノートPCでの低負荷FHD映像の配信。NVIDIA GPU(ある型番以降)搭載PCならなんと3-5%しかCPUを使わずにFHDの動画を配信できる時代がきた。
従来は20%を超えていた。Core i7マシンとはいえ、UstreamやYoutubeの生中継エンコードと、音声処理、2カメ映像入力と、スイッチングを行うと、だいたい8割以上のCPU負荷があった。これは安定しているシステムであっても、元SEの立場では、少し心配だった。
それが3-5%ともなると、使っていないに等しく、他の処理に配分できることになる。バッテリー駆動時間もアップしそうだ。
GPUがエンコードを担うため、グラフィックカードに負荷をかけすぎでダウンしないかどうかは、後日、評価してみたいと思う。
ブラックなマジックや、ローなランドのような専用機を使った映像配信は、便利で安定的であるけれど、機材はとてつもなく重く、バッテリー駆動なんてけっして考えてはいけない電力量。
それよりも何よりも、新しい規格や技術の取り込みは遅く、場合によってはファームウェアのアップグレードはバグ対応程度。事前にアナウンスされていない限り、次世代機にお預けとなり、再度購入しないといけない。
特にH265など4K時代を担う技術が進む今、けっして安くないスイッチャーを何度も買えない弱小企業には、致命的である。その点、PCはYoutube採用のX264同様、次はX265となり、1万程度のソフトエンコーダーを買えば、新技術対応もできる。
タブレットや、スマホの技術は進んでも、サービスをする側に回れるようなツールは少なく、使う側もパワーを持て余す。結果的にはゲーム市場の受け皿&エコシステムに成り下がっている。
衰退するPCが言われ、自作PCから育った人間としては悲しい思いをすることもあるが、やはりサービスをクリエイトする側はなくてはならないPCマシンはあるのだ。
Livaでのスリープ機能
もうひとつの できた は、Livaでのスリープと、作業途中からの復旧。これをモバイルバッテリーでの電源供給状態でできたこと。
Windows8歴1か月未満の素人ながら、コントロールパネルの電源ボタン設定「シャットダウン設定」を見ると、「高速スタートアップを有効にする(推奨)」が有効になっている。これにより、シャットダウン後のPCの起動時間が速くなります と説明がある。
Microsoftによると以下記述があり、Liva運用であっても作業途中、喫茶店の閉店時刻に追い出されそうになったとしても、ワープロを保存せず、いったんスリープにして、別の場所で復旧ができるということになる。
試していないが、バッテリーケーブルを抜いても作業画面が復旧したから大丈夫だと思う。
Microsoftの解説よりスリープとは、電力がほとんど使用されず、PC を高速に起動でき、PC から離れたときの状態にすぐに戻ることができます。バッテリー充電量が極度に少なくなると Windows によってすべての作業状態が保存されて PC の電源がオフになるため、バッテリーの消耗によって作業内容を失うことを心配する必要はありません。休憩を取る場合など、ごく短い時間、PC を離れる場合はスリープを使用します。 多くの PC (特にノート PC やタブレット) では、カバーを閉じるか電源ボタンを押すだけでスリープ状態になります。 |