地域活性化の正体

現代版 地域活性化の正体はいったいなんなんでしょうね。

地方の方が元気

写真 2014-12-11 14 37 44木材の地として有名だった智頭町役場という鳥取の旧宿場町に訪問したことがあり、話題になった百人委員会とか、恋山形駅にあわせたピンクの列車など、村町含め、住民や関係者の皆さんが楽しく、発信をがんばっている姿をみて、感動したことがあります。

また、昔SEだったころ、政令都市の市町村関係者は、上から目線でメーカーに物申す人が多かったけれど、(もちろん全てではありません)、田舎はみんながんばっていて、メーカーも同じ方向に向いて仕事が出来ることそのものが、気持ち良かった経験がいくつもあります。

となると、やはり地域活性化とは、観光であり、住民同士や、外部の人たちの交流そのものが町を活性化させる、躍動するということになるのではないでしょうか?。まるで
凪の海上で泊まった船が、どちからに重心をかけたら進み出すかのように・・・・・

 

ネットショップは活性化ツール?!

写真 2014-12-11 14 37 23かつてネットショップの講習会に足を運んだ際、講師の人に、インターネットは資本がなくてもがんばっている人ががんばっている姿を瞬時に見せられる神様が与えてくれた最高のツールだという言葉を聞いたことがありました。ネットショップをいくつか運営させて頂きながら、そのことをいまさらながら実感しております。(いろいろ宗教に触れますが、実は無宗教です。)

ということは、人々のお役立ち情報イベント見聞きしたことのない新しい発見驚き魅力ある風景美味しくて珍しい食べ物といった情報を、いかに整理してみなさんに楽しく発信できるか、そしてそれをサステナブル(持続可能)なように運用するといったことに尽きるのではと思います。

立派な建造物を立てるより、古い遺跡や歴史遺産といったものの方が価値があるのと同様の話ではないかと思います。

 

手前味噌ながら・・・

写真 2014-12-13 15 29 00ちなみに当社での情報発信の1つ、小豆島のオリーブや農家さんの魅力を伝えようとするHPもある種、地域発信に繋がるわけで・・・(「生まれ変わったらオリーブの木になりたい」という農家さんと出会って、始めたオリーブのHP。)

そして、科学だけでは世の中の問題解決にならないと、微生物や酵素といった天然資源を元にしたバイオ技術の先生と出会って始めたバイオのHPも同様、様々な思いいれがあります。

ネットショップの場合は、お金のやり取りが発生することでさらに、情報の受発信だけでなく、交流があると実感しています。事実、オリーブが元で出会った人や、小豆島に訪問し農家さんに会いにいったお客さん、そして惜しげもなくセレモニーでのお写真を無料にも関わらず掲載許可をくださる方々。数はともかく日本人だけでなく、外人さんもいることを考えると興味深い話です。

 

ネットショップでの出会いも縁

北海道から九州まで、絶対に出会わなかった人たちと、たとえメールや電話だけでも交流できるという不思議を味わい、昔のことわざ「袖振り合うも他生の縁 *1 」ならぬ、「メール着弾するも多生の縁」を味わっている次第です。

*1多少の縁でないところがポイント。(笑)
仏教的な言葉、六道輪廻で何度も生まれ変わり、前世で結ばれた因縁があるという意味。原因と結果だけの西洋風では理解できないと思いますが、仏教全般の教えである因縁果の法則が元になっています。原因と因縁があって初めて結果が生まれる。

もっとわかりやすく言うと、ひまわりの種は、チューリップにはならないが、立派なひまわりが咲くか、枯れて咲かないかという結果になるには、縁(水をやる、自身ががんばる)があるという法則になります。自分が何の種かを知るということが大きい!!

 私にはこちらの方が解りやすく、貴族の子供は貴族、泥棒の子供は泥棒、かえるの子はかえる という硬直した社会ではなく、頑張ればトンビが鷹を産む良い発展、進化を望みます。

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まぁ、大人から子供までタイミングは違えど、検索システムを通じてみんなが同じHPを見る可能性があるスマホ時代、動画を使えば、さらなる新しい情報発信が出来るわけで、対面に一歩近づき、一段深い交流地域活性化の起爆剤になると核心している今日この頃です。

そして、台風みたく、中心(都会)にいるときは気づかない、田舎のポテンシャルは、放っておいても地方のコンテンツは、これからますます活躍の場が広がっていると実感した次第です。

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