PCの逆襲と映像ソースの多様化

image今は随分とPCの性能が上がり、価格も安くなったと思っていたら、いつの間にやら、スマホやタブレットに置き換わっていて、PCの自作をしていた時代を懐かしく思い出しています。(今まで不要な主婦や高齢者も選択肢がなかったためPCを買わされて、結局使えなかったという方が正解でしょうね。)

imageその逆襲なのか、最近はNUCといった小型コンピュータが現れ、机のサイドに置いていたタワー型から、ラップトップ型、そしてノート型、モバイルノート型ときて、ついに机の上においても違和感がなくなりました。

今では、モニターの背面にイモリのようにしがみついて仕事をする絵は、かつての力強さはなく、愛くるしさの塊のように思えます。

もちろんタブレット、スマホでいいやん!という話しもありますが、ビジネスの世界では、とくに映像制作などの現場では、やはりSDカードのバックアップなどで、HDDとのデータのやりとりは必要で、インターフェイスが少ない液晶の塊PCでは、用をなさないことも多いのです。

imageさらには、生放送が主になる今後は、高価でオリジナル仕様なスイッチャーにこつこつデータを入れるより、PowerPointや、VJの映像ソース、PCの操作画面など配信PCを基盤に、様々な機器をつなげる方が、バラエティーに富み、楽しいと思っております。

imageもっとも先日の進化で WORDやEXCEL、PowerPointがiPadでも再生・編集出来るようになったため、生中継などでバッテリー持ちの良いiPadで再生出来るようになったのは嬉しい限りです。

何よりも、専用機は安心感がありますが、例えば、iPhoneではポンだしするハードウェアを補うソフトが、1000円未満で売られています。低コストですね。

さらに、簡単操作で素材の入れ替えも簡単、あとは業務用の信頼性が得られれば、断然、専用ハードウェアよりも軽く、モバイルで多様なことが出来ると確信しております。

ということで、先日見つけたiPhoneより小さいPCの性能を見た時には、心踊ったのです。ひと昔前のPC 、WindowsXPが動いていたCore duoクラスの性能が省電力、ファンレスという技術を搭載して、我々の目の前にやってきています。

PCの逆襲ともいうべきか、映像業界への低価格化加速というべきか、楽しい悩みはつきません。

コメントを残す