8.8インチのモバイルゲーミングPCが 効率を圧倒的に上げる!

8.8インチのモバイルゲーミングPCが 効率を圧倒的に上げる!

オフィス用途と一般的な映像編集はLOOXで十分ですが

最後のエンコード処理のところはさすがに、数時間違ってくる(CPUパワーが速い方が快適)のでいつもはモバイルデスクトップの5万程度で購入したRyzenPCを使っていました。

RyzenPCデスクトップ MinisForum UM560

・参考記事
中華ミニPC MinisForum UM560 まったく違和感がない操作性で驚き

中華ミニPC MinisForum UM560 まったく違和感がない操作性で驚き

 

そのPCのUSB-C端子に、CIOのモバイルバッテリー90Wを接続すれば、出先でも実時間3時間は映像編集出来ました。しかも荷物は最小限。

モニターはFMV LOOXでWi-Fiルータ経由、windowsのPro搭載なのでリモートデスクトップでアクセス可能、事実上、ローカルモニターと変わらない性能で、とても便利・快適に モバイル映像編集の仕組みが実現出来ていました。

 

 

新ジャンルが台頭 期は熟した?

レンダリング中にTwitter(X)を操作、さっくさく

新しいジャンル、任天堂スイッチが開いたポータブルゲーミングのジャンルにウィンドウズベースで出してきた中華製品市場が加速、PCの雄 Asusやレノボが本格参入し、コスパも良く、高性能なマシンが特に近年、登場してきたのです。

モバイルといっても、主目的がゲームだけに 何時間もCPUや3Dグラフィックをぶん回すスペックを確保、アチアチ(熱々)対策で廃熱性能や、バッテリー消費も考慮され、電源がない場合でもそれなりに動作させる必要があるため、ファン音は最小限に、高品質なものが多くなりました。

その分野の進化は驚くほどのものがあり、まさにゲーミングノートPCが、左右に十字キーやボタンなど、専用のコントローラを搭載し、ライトゲーマーからビジネスユースにらんで、400gから1Kgまでの大市場が出来ているのです。

ビジネス利用だと左右のコントローラがダサいと確信してたので、発表以降、ずっと目をつけていた製品がこれなのです。

 

 

性能アップは数値ではっきり

RyzenもCPUはもちろん、特にグラフィック性能が世代ごとに高速化しており、5世代ーー>8世代目と、一気にアップしたので、より合理性アップのために、えいっ、やーと 奮発投資をした次第です。

 

参考性能データ

CPU PASSMARK
https://www.cpubenchmark.net/

150,74 Ryzen5 5625U (MinisForum UM560) 
259,97 AMD Ryzen Z1 Extreme(Lenovo Legion Go)

 

単純計算で所有デスクトップの1.7倍を誇るCPUシングル性能

MinisForum UM560

Redion Go(AMD Ryzen Z1 Extreme)

ノートでは20Wも出すものが少ないですが、本機は5Wから30Wまで変更可能。メモリもSSDも最新、しかもグラフィック性能は 一級のAAA級ゲーミングソフトを動かせる。高性能な外付けグラフィックボードを搭載したデスクトップPCでしか出来なかったことが、今まさにモバイルで可能になったのです。

グラフィックカードメーカーの差別化作戦もあって?、同じ画質とはまではいかず、MAX設定には出来ませんが、設定を落としたとしても8.8インチの小さい画面なので気付かず、遊ぶには十分なのでしょう。軽量級ならまったく問題なし。

 

映像編集が目的

もっとも、映像業務利用が目的のためゲームに関しての評価は別途海外のYoutubeなどをご覧頂ければと思います。

とうことで、映像編集は快適! 先日の義士祭配信で 野外でも500nitと、有機ELディスプレイのLOOXと負けず劣らず 視認性はバッチリ見えました

映像編集は楽々。CPUもファンも省電力優先でもサクサク、動いてくれます。

 

参考までに

バッチリ-接続

電源接続時

先日のイベント収録データ、SONYのMXFファイルを受け取りDavinciResolveで直接読み込めないので、いったんMP4にTMPGENCでエンコードしましたが、ハードウェアレンダリングAMD Mediaエンコーダー利用設定すれば、1時間の映像が30分弱でMP4に変換できました。(電源挿入時、パフォーマンスモード+ファンMAXで計測)

*簡易テストではバッテリー駆動で40分ぐらい

 

どう使う?

  • エンコード中も他の作業が快適

    前述のデスクトップとの比較は出来ていませんが、体感的にはバッチリ高速で、レンダリング中、他の仕事も楽々できますし、8.8インチなので電車移動中でもタッチパネルのキーボード表示&ショートカットを利用してDavinciResolveでの映像編集も快適でした。

  • LOOX側で別の仕事をしても8.8インチと13.3インチだから スペースを取りません。MinisForum UM560よりも、モニターがついている分、ダブルモニターで楽々です。
  • ディスプレイも144Hzで滑らか、MAX性能でのキビキビ感は体感したことがない感覚を味わいました。
  • 移動中にDavinciResolveを仮想キーボードで操作

    loox fmvは有機ELディスプレイ(Legion GOはただのスマホ縦型液晶?)、ペンが使えるので差別化は十分可能

  • それぞれ599g、639gで、合わせて1.2Kgで ダブル利用が可能。それぞれがバッテリー搭載していることも含めて 圧倒的に仕事が捗ることが判明
  • 本記事を書いている自作キーボードを接続しても、最高に捗ります。
  • ワープロ専用機の時代が懐かしいけれど、高密度でゲームも文字入力も、映像編集もすべて何でも快適に出来る
  • 試しに50GB越えのゲームダウンロード実験ではWi-Fi6E搭載ということもあり、実測180MB/sぐらい出てましたし、驚異の何でもあり詰め込みMAX

 

AV1エンコードをハードで実装まだまだLenovo Legion Goは奥が深く

次世代のエンコードエンジンとされるAV1をハードウェアでレンダリングサポートしているため、3割ぐらいファイルサイズを小さくできること、1440,4KサイズでしかOBS経由でのYoutubeLive配信はAV1でサーバ保管しといてくれない(FHDでAV1配信可能だが後からH.264に変更される)みたいですが、それでも十分。

  • 配信者としても 同一転送レートなら3割低くできるだけで(+ブロックノイズが出にくいみたい)、とても楽しみ
  • バッテリーン運用では、YoutubeLive配信やFHDでの映像編集のみであり、4K編集やマルチ編集もバッテリー運用で試せていないのでやってみたい
  • 解像度は2560*1600、144Hzと 高解像度
一点注意がいるとすれば、年齢的な眼の疲れを軽減するため、拡大縮小率を200%、夜間モードにして白色表示エリアを極力少なくすることでしょうか。

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