カメラで撮影すること= 相手の立場になること

外国の人が撮影した映像を編集しています

が、やはりプロとアマは違うと思わされた瞬間でした。

何を見せたいのかが定まっていないから、視点もぐらぐらで 疲れが溜まる
この素材が3時間。これを編集しようとすると 観るだけでもとてもストレスです。

もちろん三倍速でザクザクカットすればいいのですが 未知な映像が混ざっていたらと思ってしまう・・

引きも寄りもバランス良く映像はあるが、惜しいところばかり。自分視点で自由にブレ少なく撮影できる ジンバルとスマホの組合せだからということもありますが、まさに左右に振ったりズームアップしたり、ズームしたまま カメラを左右に動かしたり スピードがとても速く 観る人の立場に立っていない

 

記録であっても映像制作は

シナリオ以前に、圧倒的に閲覧者の立場でモノを考えているかどうかだと あまりにも当たり前だけど 忘れがちな基本を 改めて確信しました。

船酔いしそうになって、昔の自分のカメラを思い出しました。これは自分で後から大画面で観れば直ぐ解ること。まさに失敗含めて、多くの映像を見て,後悔したり、お客さんに怒られたり、とトライアンドエラー、自問自答をいかに繰り返しているかの経験の違い。

改めて映像制作とは、依頼者の為でもありますが、圧倒的にそれを閲覧するユーザのためにユーザの視点になる必要がある。

ベストな角度やレイアウトの努力は最低限、閲覧者の年齢も必要

年を取ると素早く動く映像はそもそも動体視力がついてこないし、それを見続けたら目を背けたくなるようなほど、目が疲れる人もいる。若者はそれなりに耐えられますが、興味ないものはすぐに飛ばす。ご年配の方 対象なら、生理的に気持ち悪くなっていないかなど、そのあたりの中庸でものを考えていかないと、決して良い映像にはならないことを改めて知った次第です。

そう考えれば本来、緑が豊富な自然の映像は、とても気持ちよいもので、見続けられるのですが・・・

白い画面が多い映像は、モニターにとって一番明るく 眼にも辛い状況

アニメ番組で画面がフラッシュして生理的に気分が悪くなった人が多発した事故もありました。個人的には、普段から真っ黒な画面にPCをして眼を大事にしていますが、本当に有機ELのディスプレイは焼き付きは恐いけれど圧倒的に目には優しいことを実感しています。

Vision Pro 先日のアップル発表の新しいVR機械

は眼鏡スタイルなので、スマホよりももっと間近に目を酷使する。目の前でゲームなど素早く動くものを見続ける必要がある。

いろんな自然に見えるような仕組みはあるだろうはいえ、確実に将来年を取ってから後悔するでしょう。たばこでもそうですが、将来のことを誰もが教えてくれないだけに、自ら正しい情報を学び取り、自分の為に、カラダを維持していく必要があることを実感した次第です。

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