日本の真骨頂を観た 新幹線遅延対応に追われる新大阪

2時間遅延で特急料金払い戻し

前日までの大雨で 東京行きの新幹線がまさかの大遅延で、午前中は1本/時間と減便し、午後から 少しづつ緩和しました。14時発を予約した私で2.5時間遅延、結局5時間新幹線に乗ったことは前回ブログで書いた通りです。

新幹線側の待合室で、なぜあれだけ多くの人が改札で待っていたのかが不思議だったのですが、それが判明しました。

特急料金の返金処理

館内放送で初めて知ったのが、

  • 2時間以上遅延があった際は、特急料金が返金されるという規定があること。
  • 遅延による払い戻しを受けるには、利用者が手続きを行う必要があるということ。
  • 払い戻しになるとき、手続きは到着駅の精算所で行うのがスムーズで簡単。
  • 1年間、有効であり、別のJR窓口でも返金手続きが出来ること
  • 自動改札に券を入れたら 「遅払証」という赤いハンコが押されること(遅延発生時)
  • 自由席の場合は有人改札で印を押してもらうこと(自動改札ではすいこまれる可能性)
  • 払い戻しになるのは特急料金だけ。運賃やグリーン料金は払い戻しになりません。

我々が向かった出口 東京駅の八重洲中央北口には、左から右から 団体客から、あらゆる方向から待ち構える人の群れ(50人単位)を たった1人の若いJR職員がさばいていて、とても、自分の切符の扱いを質問できる状態ではなかったです。

 

日本人の真骨頂はトラブル時にあり

一人あたり数秒で判断し、必要なら機械を通して、クレジットカードキャンセル処理したり、PiTaPaのようなカードを入れて処理をしたりと、休む暇もないまま、左右に気を配りながら、冷静・的確に処理をしていたのが印象的でした。(途中で応援要員も増えた)

あらためて実感したことは、外資圧力によって 民間企業にされてしまったJRでは、相当の合理化が図られたはず。(北海道などローカルで儲からない路線を切って 東京大阪のドル箱でもっと儲けたい 働かない害死株主の仕業)

人員も最小限に減らされながら、これだけ大きな災害による列車群の遅延(災害は小さかった?)に対して、恐ろしいほどの人種の群れを的確にさばきつつ、クレームを出さない対応をしている。

おそらく海外の電車では、遅延1時間は当たり前、全然違うホームからしれっと出発して、旅人に苦難を与える国とはまったく異なる対応。だから外人もそれに慣れていて、3時間遅れようと、大声で怒鳴る人も見えなかった

そして、電光掲示板も逐一最新情報が表示され,5分単位で遅延を刻む姿に、みんなが冷静に座って眺める手段をとったのも納得出来ます。

丁寧に時刻表を案内し、道を誘導して外人さんに感謝される警備員も多く眼にし、まさに自分の仕事の領域を超えて、みんなでピンチに向かってベストを尽くす、良い意味で空気を詠んで行動できる 究極の日本の姿を見た次第です。

河野太郎や岸田首相のマイナンバーで日本を外人に売る政治混乱は酷いですが、改めて日本に生まれて 世界での日本の役割と、日本文化を広げることの大メリットを世界に発信したいと強く思った次第です。

引用.
https://jr-shinkansen.net/articles/delay/#toc1

 

 

これを書いた直後、実際にJR窓口に行ってきました

ただのJRでは受け付けてくれず、結局はみどりの窓口が必要とのことで、小雨が降る中、大阪駅まで歩いて行ってきました。

20時越えの みどりの窓口は、窓口の担当者が3名ぐらいで少なかったからか、30人ぐらいが列をなして待っていました。

自分の番がやってきて、女性職員に遅延の券を水戸黄門のように堂々と見せて、無事、現金化出来ました

気になったのが、短い質問だったとはいえ、「本当に乗ったのか、クレジットカードでの請求は満額引かれること」を少し問われたことでした。ひょっとしたら、2枚見せたので、人のを盗んだ詐欺の懸念もあったのかもしれませんね。

あと領収書的なものもなく、現金を受け取っただけだったので、ちょっぴり不思議な体験でした。

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