4KとFHD混在のメリット マルチカメラ編集を リアルタイムに行う

現場でのスイッチング保存

すれば、後からの編集が圧倒的に楽になります。

そのスイッチング録画にミスがあったとしても、各カメラの絵はSDカードで保存しているから、その部分だけをやりなおせばよくて便利です。Davinci Resolveは素材の時間軸揃えを、音でやってくれるのですが性能が高くて楽できます。

Davinci Resolveではたくさんのマルチカメラ編集が可能なので、マシンスペックさえ合えば、リアルタイム再生しながら1カメ、2カメと多くのカメラ切り替えをしながら絵を確定することが可能です。

実時間+アルファ時間で作業が終わるので便利です。

 

演技を覚えていない演目の場合

けっして褒められた話ではないのですが、予期せぬ動きを役者がするために、多少の遊びが絵に必要になってきます。(事前にリハを見て覚えるのが鉄則ですが諸事情で出来ないことも多い)。また、照明が行き届いていない暗い場所だと、オートフォーカスにも迷いが出ます。

その解決法として結局は4K解像度で全体を広角で撮影しておくのが、全てのバックアップになると実感しています。

解像度が理論上、FHDの4倍近くあることで、メインカメラでミスした部分を拡大、縮小して補える。もちろん見た目は上からの角度が変わらないので、明らかに一つの絵を使いまわししていることは解ってしまうかもしれませんが、メインカメラのフォーカスが乱れた時なんかは緊急対策として、便利です。

それなりにDavinci Resolveではシャープ化品質は高いけれど、ボケに対してシャープをかけすぎるのは気持ち悪い絵になりがち

 

2人が左右にめいいっぱい離れた時

は、カメラには辛くて、やはり迷いが生じます。マニュアルフォーカスにしても暗いとフォーカスが絞り切れず、ピントが浅くすぐに外れて悲しい絵になってしまいます。

ということで今回は、そんなミス続きのリカバー処理させる自虐撮影になってしまいました。左右から分かれての動き、暗い殺陣はほんと難しいですね。

 

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