納品、製作を移動しながらやる

指きたっす

もう2014年のことになるのですね。指きたっす!ユビキタス時代の到来を告げた定額のUSBルータを出したイーモバイルが誕生したのは。

かつて動画ファイルのアップロードだけを、この回線と、PH S300という聞きなれないメーカーのというモバイルルータで移動しながらやって、感動した記憶があります。今ならなんてことない作業ですが、当時はWi-Fiを持ち出すのは、特に移動しながらのネット通信は珍しいことだったと思います。

そして、2021年は動画を移動時間で作るクリエイティブの予感がします。これはiPhone4K動画を撮影して編集、音を入れるということではなく、性能とモバイルを両立させたiPad mini6とペンで、クリエイティブ力が上がるという意味です。

 

あらゆる産業が映像を必要とする

画像編集のレイヤーがアニメのコマになる

テレワークでの生中継もそうですし、あらゆる素材が動画化、mp4が求められる時代が到来、お客さまから渡されるデジタル素材は多くなりました。

写真が圧倒的ですが、大抵は丸で囲んでフワッとぼかしたり、トリミングをして、編集ソフトの中で合成するか、予算と時間があれば、AfterEffectsで読み込み、タイトルと共に 色変更やオシャレな加工をして、モーショングラフィックさせるのが一般的でしょう。

しかし、PC以上に持ち運べるiPad miniが猛烈に進化して、ペンの性能以上に、古いPhotoshopIllustratorAfterEffectsよりもタブレットに最適化されたツールが増え圧倒的にクリエイティブ力が上がったように思っています。

結局は、素材をどう1枚に纏めるか、コンポジットなどの合成作業や、不要部分の削除などの切り抜き作業をいかに楽するか、そしていかに素早くお客さんと調整し、納品できるか ということに尽きると思います。

 

移動やカフェでさらっとクリエイティブ

下にコマを追加してゆく、キーフレーム概念はなし

ということで15sでしたが、素材が20ぐらいあるものを纏めて、既存映像とも組み合わせて3にまとめた動画。これをiPad mini6Apple Pencil 、そして時にワイヤレスキーボード、そしてを使って動画化できた次第です。レンダリングはあっという間、たったの56なのでモーションJpeg、AVIファイル時代の初期AfterEffects紙芝居方式を思い出します。

スライド間はトランジッションができないなど、カット繋がりのスライドショー的な仕上がりですが、手書きアニメもできるため、文字を一文字ずつあそびながら入れることで楽しいアニメも作れるし、編集ソフトにありがちな堅苦しい時間の概念も吹き飛ばし、後から自由自在に変えられる新ジャンルが出てきたなぁと感動しています。

何よりも電車移動や、茶店でペンでさっと切り抜きするなど、お手軽に納品ができることに感動しました。

ということで、2日もかからずギガファイルにアップしてお知らせして納品完了するまでを全部iPad miniでできたことに 本当の指来たっす!新しい予感がします。

 

 

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