本町勉強会 憲法十七条

契(ちぎり)の理 信道

今日の勉強会。東洋と西洋の違いが決定的に出るテーマでした。

人と人の関係において成り立つもの。欧米はパワーゲームでこれでもかとプレゼン力で相手に契約を迫るケース。しかし日本流は、真心を釣り合わせる=祭、つまり「信」がキーワードとなり、それがちぎりとなる。

いずれにせよ、真心を込めて というのは、実はそれが一方通行では押し付けになるだけで意味がなく、まさに絵で言うところの、見た人と画家の合作で絵が出来る様な流れが必要というわけです。

 

西洋画の多くは、画面いっぱいを埋め尽くす

見る相手にこれでもかと訴えるが、日本は山水画のように、間がたくさんあって、見る人に考える余地をたくさん与えているところが違うのです。まるで米国流のパワー外交と調整役の日本のように。

もちろん日本人だからというだけで手放しで真になるわけもなく実績と結果の上にしか成り立たないし、それを互いに築きあげることで良い仕事するのが真理に至るというわけです。

龍の理も同様、自分のことだけに徹せば良いというわけでなく、謙遜し、水が流れるように力強さと躍動を持つ自然な行為こそが、物事を成功に導く要諦であることが解ります。

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