働き方改革のやばい感じがもう出ている?!

平日とはいえ19時過ぎの京橋、大阪城ホールに近いIMPホール周辺を歩く人が、どう見積もっても少ないように思う。

170席を超える広大なスペースを持ち、23時までの営業を行うマクドナルドでさえ、20時を超えると10人もいないような状態が続いていましたから、ロシアでのサッカーワールドカップに夢中?!であればいいのですが真実の程は・・・・早期帰宅者増加で飲食業に一次被害がおよんでいる?

また最近、お付き合いのある大手と言われる企業の中にも、人員の削減急な異動が相次ぎ、業務支障をきたしている状態が続いています。

NHK 緊急地震速報にディレクターがTシャツ姿で登場なのも含めて、まさかと思いますが、国として働き方を定義した取り組み、働かせ方改革法案が6月29日成立したからかもしれません。

 

残業時間の規制開始

は大企業が2019年4月から、中小企業は20年4月から適用開始。高度プロフェッショナル制度は、一律19年4月から。同一労働、同一賃金については、大企業は20年4月から、中小企業は21年4月から導入される。

いろんな影響は実際にはまだ先になりますが、企業は早くからその準備を行いますし、既に18時になったらなぜか現代版ドラえもんの音楽が流れる企業もあるといいますから、血の気を奪うにはもってこいの方式ですね。法制化されると、社員が1人でも違反するだけで罰則を科せられるから必死にならざるを得ないのか(笑)

 

100時間は過労死の認定ライン?!

といいつつ、サラリーマンのころの私は、上司に指示されたわけではなく、自主的に月200時間の残業を3か月続けてやったこともあったし(仕事が遅い 笑)、40時間の残業が毎月当たり前だったから、質の良しあしはあるけれど、結局は独立してからの筋肉になったような気がします。つまり給与UPに加えて、大きな企業相手に物を考える知識を同時に学べたと感謝しています。

結局はゲームなら4時間/日もやる人もいる中で、やらされるのか、自主的にやるのかの大きな違いが、問題につながっているのだと思います。

身体の中からみたら緊張状態の連続は、唾液をなくし、血液の流れを悪くし、外部からの菌への抗体力がなくなりますから、病が起こりやすくなる。一方で楽しいならどれだけやってもプラス効果ということが解ります。あくまでも一般論ですが。

怖い上司よりも本当に怖いのが人の命に関わる医療や介護など。相手が人だけに疲れた=相手がなくなったらというプレッシャーは半端なく、誇り高い仕事に従事される人たちが、自主的に馬車馬のように働いてしまうことに、光を当てられたらと思う次第です。

 

高度プロフェッショナル制度(高プロ制度)

年収1,075万円という金額には、通勤手当も含まれるとのことで、年収は低くても、新幹線通勤者は対象となる可能性がある。高度プロフェッショナル社員を増やせば、かつて不況時に大活躍した悪の年俸制度同様、体の良い給与削減対策にもなる。

参院選改革案ではこの人口減少時代に、政治家が議員数を減らすどころか、定数増を訴えていることを考えても、浅はかさが見え隠れします。本当に国のことを考えた政治家は死んだのかもしれませんね。

参照元.IT Media 働き方改革関連法の成立で仕事はどう変わるか?
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1807/05/news016_2.html

参照元.PRESIDENT Online 会社も社員もダメにする「働かせ改革」
http://president.jp/articles/-/25230

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