春になると生物が動き出す!

自然はただひたすらに日々の営みをたんたんと繰り返しているだけなのに、ぐっと我々の心をつかんで離さないのは、我々も自然に一種だからでしょうか。

昨日、石光寺で見た花たちは、白や黄色、赤やピンク、緑の葉っぱ含めて、とても濃い色を伴い、その花に集まる鳥や虫たちは、ごく自然に生態系の一員としての行動をしていました

例年より4-6日早い開花は、温暖化の影響含め、ひょっとすると人間だけが自然から外れて役割を放棄して、楽できる手段を選んだがために、山崩れに地震に火山噴火に気候変動にと、生態系のひずみの一環なのかもしれません。促成栽培や外注退治を薬漬けに頼ったがために自己免疫力が落ちて栄養のないホウレンソウオリーブ、コーヒーの木もしかり。山に人口の杉ばかり隙間なく植えて、しかも切らずに余り、結果、国民病の花粉症を引き起こすことも無関係ではなさそうです。

 

やはり台地が全てを作る

ひらがなだった大和言葉では、漢字に置き換えられた「地」も「血」も「父」も「乳(母)」も「ち」というエネルギーを作る(継ぐ)意味が込められていたし、十干十二支だって、植物の生命活動になぞられて60年で一巡する暦が使われていたのだから、少なくても日本人の記憶のどこかには、自然と同化することを望んでいるのかもしれませんね。

ということで、石光寺の牡丹撮影で、マクロレンズを使って、虫目線で生命の神秘的なワールドを体感した次第です。花粉はハッピーターンの濃いやつに見えるのは、やはり自然から離れすぎ?!(笑)

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