音信不通・便りがないのは良い知らせの場合が多いですが、それはあくまで人間界のこと。(笑)
ことPCのこと、特にOSレベルの音信不通というか、機械からの連絡応答がないということになると、一瞬の気の迷いを起こさせ、数十万もするPC買い替えを決断させられることがあるのも確かです。(スマホは作り手に非効率が多すぎで選択肢になりえない)
もう何度も知人のPCの前で腰を据えてチャレンジしているのですが、度重なるエラーでアップデートが上手くいかないのです。しかも今年1月から始まったWindows 10 Fall Creators Updateという大型の波というか、窓なので、エラーで終わっても、また次の波(窓)がやってきます。
ビジネスPCではありえない
つまり、エラーで終わってもまたダウンロードが始まって、再起動やシャットダウンアイコンの横に更新が出る無限ループが始まる。まさにうっかり選ぼうものなら、1時間近くも不毛な時間を消費することになります。
もちろんMicrosoftのサポートページのレジストリ修復をはじめとした、トラブルシューティング手段が7つも8つもあって、それは全部尽くしているのですが、変化がありません。
Windows8からのPCだからレガシー系のハードが邪魔しているだろうことは解っていますが、このNG無限ループになった時、元SEだった私でも舌を巻くのだから、素人に近い一般ユーザでは、メーカーに電話する無常とMicrosoftへ聞けない理不尽さが、新PC購入を決断させる原動力にならざるを得ないのです。
そういやぁ5年でPCは使えなくなると思われている大昔の常識は非常識になっていて、インテルが進化を出し惜しみした5年以上の期間、まったくCPUの能力は変わらず、むしろ3万の中古で買った3世代のCorei7のノートPCの方が、最新のCorei7より消費電力は少なく、筐体は軽く小さく、動画のエンコード速度が速かったりしますから大笑いです。中国では古い10コア以上のXeonがマザーボード含めて、3,4万で買えるというから、なかなか賢い消費者だともいえます。
とはいえ、復活の狼煙で元気いっぱいのAMDが最近つけた火種は、インテルの怠慢に対して焦りと危機感をあおり出し、ノートPCのコア数を6に上げさせる一方で、動画のエンコードだけならもう、インテルをとっくに追い越しているという状況まで燃え上がっています。
デスクトップならRyzen 2700XのH.264 CPUエンコードがCorei7 8700Kよりも抜群に早く、価格も安い状況になっています。4KもFHDも。