ジンバルはまだまだ買われていない?

先日、カメラマン3名にジンバル(ギンバル?)を見せたところ、使ったことがなかったようで、所有するカメラに軽くセッティングして渡したら、みんなが争って操作し、数時間後にはみんな一様に気に入ったようでした。

聞いてもいないのに、3人が優先順位トップになった。絶対買うと言っていたからきっとそうなんでしょうね。

かつてステディカムのような機械式で頑張っていた人間としては、風にも負けず、角度を変えながら移動しつつ収録できる装置がこんなにも手軽な価格で落ちてきて、劇的に絵が変わるようになるとは、思いもよりませんでした。しかし映像マンは単純に喜んでる場合ではなく、その分、素人にも使いやすくなっているということを認識する必要があります。

 

応用で新しいものになっていく

ということで、明日はジンバル撮影をしながらその捉えた映像をYoutubeLive中継に混ぜ込んでいきます。もちろん音声も大事なので多少の遅延を吸収しつつ、スムーズに調和させる必要もあります。

さらにさらに、先日の遠隔地テスト(衛星配信と勝手に読んだ)も一応成功したので、LANが通っておらず、有線も届かない離れた場所に置いたカメラの映像もライブ中継に混ぜ込みます。

こういった機材や技術だけがプロの技ではありませんが、アマチュアがプロの機材を持ち始めている今、さらなる応用で、プロならではの付加価値をつけていないと、お声はかからなくなってしまいます。

にしても5時間も2キロ近いジンバルをもって動きまわるというのは、ジンバルでガンバルというキャッチコピーにしてもいいぐらい、ある種修行のように思える機材だと感じています。すんませんが、カメラマンさん頑張ってくださいませ(笑)

写真は逆さまにしたときに滑りにくくするラバーが商品に付いていました。テニスラケットを想いだしましたが、さすが気が利いた会社です。

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