PC+ネット生中継は奥が深い

本日YoutubeLive生中継を7時間を超えて実施したのですが、これだけ長いと、いろんな現象も起こるわけで・・・

安全を狙ってわざわざ実績の多いWindows7端末を選んだのですが、前半の2時間弱が途中、エンコード積み残しのあるメッセージが出現、やがて動きがあるところのみ、絵がズレたり、遅延がひどくなる現象が起こりました。

にしても不思議なのが、健康状態を見るはずのCPUやメモリ、LANは大丈夫なのですが、エンコード負荷が高くなっているようで、Windows7のタスクマネージャーでは気軽に見えないビデオメモリ残量が影響しているのかもしれません。

 

新技術の獲得

セキュリティ上、LANを通せない別フロアで行われる演目は、1時間以上、ほぼ中断なしに映像を衛生的に配信&受信することが出来て、スイッチャーに取り込む大きな収穫を得たのですが、肝心のPC側で上記状態が起こり、ライブ中に調整作業に陥ったというわけです。

チャットのリプレイ機能もついたようですね。

前日のリハや、結局事前テストを2,3時間やって安心していたとしても、相手先の状況変化や、配信の微妙な転送レートのさじ加減によって回線が詰まったり、YoutubeLive側が動画レンダリングデータを待ち状態のまま時間が経過したりと、貯金と負債の話と同様の現象が起こるのです。

貯金が増えるトラブルは少なくなり、負債遅延や最悪は音だけが優先されて映像がコマ送り状態になるという苦境に立たされ、リアルタイムな転送レート変更や、レンダリング設定など、難しいかじ取りが冒頭の2時間弱の間に何度か起こった次第です。

中継の極意があるとすればそれは、PC性能と回線のバランス・安定性、機器やケーブルの負荷分散、ヒューマンエラーの防止、疑似本番環境でのテスト、何重ものバックアップ、モニターがキーワードかもしれません。

 

ビジネスはバックアップが必須

光回線を使ったとしてもトラブルリスクが高い生中継だからこそのYoutubeLiveアドレスは2つ取得していて、万が一のリスクを分散しています。

表現の豊かなPC配信と、専用機でのシンプル配信の2重配信に加え、スイッチングアウトを収録し、さらに各カメラで収録しているから、もしかしてひょっとしたら....の助け船を幾重にも用意して、最悪を防いでいます。(苦笑)

なんだか日本神のように動画配信だなと奥が深いと感じた5時起きの1日でした。

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